佐久穂町出身/ピアニスト須田桃香さん/県若手芸術家支援事業NEXTに選抜

プラネマン2

2016年10月11日 23:56

僕は40代になってからクラシック音楽が好きになり演奏会に200回以上行きました。そのうち桐朋学園関係者はクラシック界の良質ブランドで桐朋関係者の出演と聞くと楽しみになりました。


毎年8月に開催される東北信出身者で桐朋学園大学と付属高校に通う若手音楽家による夏の夕べのコンサートが楽しみになりこのコンサートの開催を知ると夏の訪れを感じるようになりました。


個人的には桐朋関係者の中で佐久穂町出身の須田桃香さんがお気に入りです。人形のような可愛い顔をしてモーツァルトを奏でるそのギャップ、僕の母親は南佐久出身で母親似の僕は南佐久出身の須田桃香さんに親しみを持てました。


須田桃香さんは高校入学まで習字も習い県展にも入賞、ミミズが這ったような字を書き後で見返すと読めない僕からみれば字が上手くピアノも上手く素晴らしく思います。


須田桃香さんは今年の3月に大学を卒業して5月に今春音大を優秀な成績で卒業した音楽家による新人演奏会に出演しました。演奏後のインタビューで回りの人々への感謝を語っていました。

僕は年を重ねる毎に人間性が劣化して都合が悪いことは全部人がいけないと思っていますが須田桃香さんの直向きさに恥ずかしくなりサザエさんでカツオが怒られ小さくなっていく感じがしました。


長野県では長野県ゆかりの芸術家でプロかプロの芸術家を目指す30代までの若手芸術家を対象に新人の発掘や育成を目的にNEXTという事業を立ち上げました。詳しくはホクト文化ホールのホームページをご覧いただきたいと思いますがその中に須田桃香さんが選抜されました。


須田桃香さんは今年の春に桐朋学園大学で知り合ったヴァイオリンの大庭絃子さん、チェロの岡本梨沙子さんとトリオ、ラモリーを結成しました。


大庭絃子さんは高嶋ちさ子氏12人のヴァイオリニストのメンバーで岡本梨沙子さんは学生音楽コンクールで入賞するなど若いながらも高いレベルの演奏が聞けると思います。


トリオ、ラモリーとしては5月に須田桃香さんの出身地佐久穂町で演奏、6月に東京赤坂のクラシックライブハウスで演奏、9月24日に東京永福町のホールで公演と精力的に活動しているようです。


東京の耳の肥えた通の前で演奏して磨かれていると思います。須田桃香さんのトリオ、ラモリーの活躍とNEXTでの活躍を願っています。

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