長野市出身ピアニスト/北嶌萌生さん/1月14日にショパンを熱演
長野市在住のヴァイオリン奏者であり音楽プロデューサーの加藤晃さんは毎年1人の音楽家にスポットを当て1年間に渡り若い頃から晩年までの作品を数人の音楽家で演奏するチクルスシリーズを開催しています。
2017年は青春のショパンとしてショパンが27歳までに作曲した曲にスポットを当て5人の若手ピアニストが1年間に渡り演奏します。
第1弾は1月14日に長野市中央通りにある大門ホールで長野市出身ピアニストの北嶌萌生さんが出演します。
北嶌萌生さんは3歳よりピアノを始め桐朋学園大学を平成26年3月に卒業、現在は音楽教室で指導しながら演奏活動をしています。
北嶌萌生さんが大学2年生だった12年8月に東北信出身で桐朋学園大学に学ぶ学生の演奏会「夏の夕べのコンサート」で北嶌萌生さんはスクリャービンのソナタ第2番幻想を演奏しました。予備知識が無かったのでロマンチックさが印象的でした。翌年4年生だった北嶌萌生さんはシューベルトソナタ第20番第3楽章を演奏、シューベルトの魅力を満喫できました。
ショパンは28歳で恋人が出来てからいろいろなことがあり27歳までが青春時代といえるそうで今回のチクルスシリーズも若き日のショパンにスポットを当てるそうですが同年代の北嶌萌生さんが演奏することが意義深いと思います。
生憎1月14日は所用で行かれず残念ですが更にバージョンアップした北嶌萌生さんのショパンを聴いてみたかったです。寒波が到来して荒天が予想されますが桐朋学園大学卒業後更に研鑽を積んだ北嶌萌生さんのピアノの音色は会場を訪れた人の心を癒してくれると思います。当日の盛会と北嶌萌生さんの更なる活躍を願っています。
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