父親の勤務した会社改修工事/17 年7月7日午後3時頃

プラネマン2

2017年07月09日 17:29

今年の2月の大雪の日に渋滞に合い偶然に鉄塔の前に停まりました。普段は素通りする鉄塔ですがずっと同じ場所に停まっているとあの高さの鉄塔をどのようにして建てたのか気になり命の危険と背中合わせで建てたんだろうな!と感激したり人知れず働く人がいてインフラが維持され我々も生活できるのだと感じ工事現場で働く人をリスペクトしたり工事現場が気になるようになりました。


そんな中で一昨日7月7日に仕事で長野市内某所に行きました。その時に工事現場があり気になり近づくとその現場は僕の父親が勤務した会社でした。


僕の父親はそれなりに出世はしたようで県内各地を転勤してたまにしか家にいないのにゴロゴロしていたり僕の顔を見ると口を酸っぱくして勉強しろと言い知らないおじさんが家にいるようで父親が苦手で僕は自分の父親より猪木さんを尊敬していました。


僕も高校生時代の父親位の年になりました。この年になると父親が組織の中でどれだけ大変な思いをしてお金を稼いだのか…そして口を酸っぱくして勉強しろと言った意味が痛いほど分かりました。


父親は当時としては晩婚で34歳の時に僕が生まれました。僕が就職して数年で父親は定年でしたが定年間近で癌になり亡くなりました。


僕は社会に出て今年で27年になりますが父親もその頃に亡くなっているので僕の父親が勤務していた会社に行って父親の名前を言っても知っている人はいないだろうな…と思い時の流れの儚さを感じました。


僕が東京の専門学校に行けたのもこの会社があってのことだと思い感謝の思いを感じました。残念ながら現在の僕とこの会社は接点がないですが僕の10代に多大な影響を受けたのも事実でいつまでも繁栄して欲しいと思いながら改修工事中の父親が勤めた会社を後にしました。

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