あしたのジョーを法医学者が鑑定/矢吹丈は生きていた?

プラネマン2

2017年12月16日 23:58

昨日12月15日にヤフーニュースであしたのジョーは生きている/連載開始から半世紀法医学者が鑑定というニュースがありました。

名作ボクシング漫画あしたのジョーは12月15日で週刊少年マガジンで連載が始まり50周年を迎えたそうです。ラストシーンで燃え尽きた矢吹丈はコーナーでぐったりとしたまま絶命したようにも見え生きているようにも見えそのラストシーンが多くの読者に感動を与えたのだと思います。

そんな中で30年に渡り2万体以上の遺体と向き合ってきた法医学者に矢吹丈は生きていたのか?死んだのか?検証してもらったそうです。


先ずはパンチドランカーの解説があり本題に入りました。詳しくは記事をご覧いただきたいと思いますが死んでいたら体勢を保つことができないので倒れてしまい筋肉が緊張を保っているので生きているそうです。

僕はリアルタイムで見た頃は中学生でしたがその時は死んだと思いました。大人になり読み返し僅か3戦でしたがキックボクシングのプロのリングに上がり実際に頭部に攻撃を受けたり練習やアマチュア時代にノックアウトされたりするとボクサー生命(矢吹丈にとっては全て)が終わったけど生きていると思うようになりました。


僕のイメージでは矢吹丈は後遺症が残っても白木財閥の力で最新医療が受けられ杖をつき日常生活に支障はありながらも矢吹丈が「葉子済まないな…」「いいのよ矢吹君」と言いながら支えあって行くと思いたいです。天涯孤独な矢吹丈は白木葉子の愛に包まれ白木葉子は母性愛を発揮して政略結婚させられるより幸せな生活をして欲しいと思います。


連載から50年が過ぎてもコメント数は1000を越え作者の意志を離れ文学に近い作品だと思います。生きたか死んだかは読んだ人の判断で良いと思います。

コークスクリューパンチもホセの髪の毛が一瞬で白くなるのも医学的に説明できないけどコークスクリューパンチは凄いパンチで受けた丈は大丈夫か?髪の毛が一瞬で白くなったのは肉体が壊れても向かってくるホセの常識を越えたことに恐怖したと思っています。漫画や文学に現実を当てはめ現実味のない話を否定したら文学や漫画やドラマや映画は成り立たないと思います。


死んでしまった矢吹丈、白木葉子と別れてどや街で口笛を吹く矢吹丈、旅に出た矢吹丈、読んだ人思い思いの矢吹丈で良いと思います。

僕はあしたのジョーを一般の漫画と違うものととらえ実写化した時は見たくないと思いました。実は最近僕はピアノを習い始めました。YouTubeで白木葉子のテーマの楽譜がありました。連載50年の節目にピアノを始め白木葉子のテーマに魅せられ弾きたいと思ったのはあしたのジョーをリスペクトしている縁で導きだったと思います。あしたのジョーは50年過ぎても感動を与える素晴らしい作品で白木葉子の無償の愛を感じながら白木葉子のテーマを持ち曲にしてピアノを続けていきたいと思いました。

あしたのジョーが読んだ人の心の中で生き続けることを願っています。

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