登龍門祈願祭2017/川端天神社/長野市高田川端

プラネマン2

2017年01月08日 14:19

楽しかった年末年始休みはあっという間に終わりましたが休みの最終日1月4日に長野市高田川端にある川端天神社さんに登龍門祈願祭に行ってきました。


予備知識はなかったですが週間長野で知り興味を持って出かけてみました。


川端天神社は学問の神様として知られる菅原道真公を主祭神とする神社です。

黄河上流に龍門という急流の3段滝がありこれを遡ることは大変困難なことからこの滝を登ることができた鯉は龍となって天空を駆けることが出来る…という中国の伝説があります。


神社内に登龍門を見立てそこをくぐり宮司より祈祷を受けて願い事を書いた絵馬を奉納するのが今回の登龍門祈願祭でした。


僕は叶えて欲しい願いがありそれが叶うなら生涯独身でも叶わないし叶うなら晩年の寿命を2〜3年削られても良いと思っていました。

受付をした時に祈願料のお釣がピン札で1枚余計にきました。僕は1枚多いですよ!と言い返しましたが昔話で金の斧と銀の斧の話を思いだし何故か期待してしまう自分にその時は欲で突っ張っていた僕を見て菅原道真公も苦笑いしただろうな…と書いている今の時点では思いました。


絵馬に酉と書き願い事に心願成就と記して呼ばれるのを待ちました。その間甘酒のサービスがありました。

学問の神様だけあり僕以外に受験生と父兄の皆様二組も一緒に呼ばれ登龍門をくぐり神前に呼ばれました。

祝詞を聞き厳粛な雰囲気の中にいると精神的に癒されるというか願い事を叶えたいという欲が良い形で削られてリラックスしていることがわかりました。


僕は中年独身男で受験生とは何の接点もないのですが共に神前で時間を共有すると不思議な一体感があり未来がある受験生に幸あれと思うのが不思議でした。


親善で祈祷後絵馬を奉納して登龍門を再びくぐり参拝が終わり最後に鉛筆やお守りを貰って帰りました。


境内の由緒が書かれた看板を見ると1538年にはすでにこの地にあるお宮で400年以上地域の皆様に愛され生活に密着した天神社だと知りました。

地元の人が大事にしている故に温もりがあるお参りになりました。心願成就でギラギラするのではなく自然な流れでその中で努力していきたいと爽やかな気持ちになったのは天神さまのお導きだった気がしました。

いつまでも日本のほのぼのとした正月や地域を愛する伝統が続いて欲しい…そしてそうした中に幸せがあると感じた川端天神社登龍門祈願祭でした。


川端天神社の発展と氏子崇敬者の皆様のご多幸を願っています。

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