鉄の武器と長野の古墳/第19回長野市埋蔵文化センター発掘調査
既に公開は終了しましたが3月20日から4月2日の朝8時半から夜10時まで市役所第1庁舎の1階市民交流スペースで開催された第19回長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展/鉄の武器と長野の古墳が開催されました。
3月28日に芸術館でNAGANOバレエコンクールがあり興味があり芸術館に行ってみましたがバレリーナや保護者が出口から出てきたので諦めて鉄の武器と長野の古墳を見に行きました。受付で写真撮影可を確認してあります。
長野市内では古代の豪族のお墓である古墳は870基あるそうです。古墳からいろいろな遺物が出土しますが武器や馬具など鉄製品は錆びて脆くなっていることから理科学的な処置を施し劣化を防いでいましたがそうした保存処理で公開の機会が無かったら出土品を中心に展示されていました。
数々の刀剣、鏃、馬具が展示されそこに生きてきた太古の人のロマンが感じられ言葉で表せない感動がありました。
平成29年度の調査から速報展示がありました。
三輪遺跡は長野市街地の北部にある弥生時代から平安時代にかけての集落遺跡で古墳時代後期の竪穴住居跡9軒、平安時代中期の竪穴住居跡が6軒見つかりました。
お供平遺跡は信州新町の中央、犀川が形成した河岸にある縄文時代前期の遺跡でこの時期の北信地方では規模が大きいそうです。
関係者の皆様素晴らしい展示会をありがとうございました。そして発掘お疲れさまでした。更なる調査研究に期待しています。
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