掘るしんINしののい2017
更新が遅くなり1ヶ月前になりますが2月19日に長野県埋蔵文化財センターで開催された掘るしんinしののい2017に行ってきました。
この企画展は長野県埋蔵文化財センター出土品展として行われました。
先ずはフィルムの放送があり鎌倉時代の屋敷後や江戸時代のうね跡が紹介されていました。
発掘調査の流れ
整理作業の流れ
埋蔵文化財センター30年の歩みが展示されていました。
千曲川に面した縄文集落として栄村のびんご遺跡の解説がありました。この遺跡は県道箕作飯山線関連で発掘され大きな土器や打製の石斧が展示されていました。
続いて松本盆地南西麓の縄文集落として朝日村の山鳥場遺跡の解説がありました。この遺跡は県道御馬越塩尻停車場線関連工事で発掘されました。土偶の一部や土器や耳飾りが展示されていました。
続いて天竜川に望む縄文集落として飯田市の川原遺跡が紹介されていました。この遺跡は天竜川左岸築堤関連の工事で発掘されました。
続いて県短の下に眠っていた弥生式の墓で浅川扇状遺跡郡の中で弥生時代後期の墓が見つかった解説がありました。
歴史のロマンを感じた楽しい一時でした。関係者の皆様素敵な企画展をありがとうございました。古代史の更なる解明に期待しています。
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