須田桃香さん/青春のショパン/ショパンピアノチクルスVOL3
長野市出身のヴァイオリン奏者加藤晃さんは長野県出身者&縁のあるプロ音楽家のみが参加できるアンサンブルNOVAの代表であり数々の企画のプロデュースやレクチャー活動を行っていますがその中で1人の音楽家の生涯や連弾などテーマに沿ったチクルスシリーズを開催して広く音楽の普及に努めています。
今年はショパンが27歳までに作曲した曲を厳選して5人の若きピアニストが演奏する青春のショパン/ショパンピアノチクルスが行われました。
更新が遅くなり半年近く前になりますが5月20日善光寺大門ホールで開催されたシリーズ第3弾/佐久穂町出身の須田桃香さんの演奏会に行ってきました。
須田桃香さんは6歳よりピアノを始め桐朋学園大学音楽学部付属「子供のための音楽教室」を経て桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を卒業したピアニストです。
僕は須田桃香さんが高校生の頃から活躍に注目していたピアニストで見る度にピアノが上手くなり綺麗になり毎回の演奏が楽しみでした。学生時代の演奏会ではショパンを聴いたことがなかったので楽しみでした。
青春のショパンピアノチクルスに出演するピアニストは12の練習曲より別れの曲/黒鍵/革命と任意の1曲を選び前半に演奏、後半は加藤晃さんが選んだ曲が演奏されました。
1、別れの曲
2、任意の1曲は練習曲イ短調OP25ー4
3、黒鍵
4、革命が前半に演奏されました。
後半はノクターンOP15ー2
アンダンテ、スピアートと華麗なる大ポロネーズが演奏されました。
須田桃香さんはショパンを演奏したことで幅が広がったと思います。加藤晃さんの解説も丁寧でいろいろなエピソードが聞け楽しかったです。その中で当時ショパンのサロンコンサートに集まった人は会場にいる皆様のように音楽や芸術に理解がある人たちだったという話を聞くとなぜか嬉しくなり細やかながら演奏会に行き音楽文化に携わって行きたいと思いました。
須田桃香さん素敵な演奏をありがとうございました。加藤晃さん素晴らしい企画をありがとうございました。須田桃香さんの更なる活躍とチクルスシリーズの盛会を願っています。
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