第37回グローバルピース/長堅平和音楽祭

プラネマン2

2017年11月12日 15:00

更新の機会を逃し遅くなり4ヶ月前になりましたが7月23日にホクト文化ホールで開催された第37回グローバルピース/長堅平和音楽祭に行ってきました。

長野市三輪で倉沢音楽教室を主催する倉沢康子さんが実行委員長になり音楽を通じ交流の輪が広がり地域から世界へ向けて平和実現のメッセージを発信していくことに賛同した音楽家がジャンルを越えて集った音楽祭で邦楽、ピアノ、オカリナ、小学校の金管バンド、朗読、合唱といろいろなジャンルの音楽家が集いました。


オープニングは北信三曲協会さんの代表佐藤幸宇山さんの音取りで始まり尺八部門の50名近い演奏者が尺八三部合奏曲扇を演奏しました。幻想的な尺八の音色でした。


続いて長野市出身のピアニスト/小井土愛美さんと坂原美菜さんの連弾がありました。桐朋学園大学の先輩と後輩の間柄で既に何回もコラボして息がバッチリのコンビでした。

佐々木邦雄作曲/大洋の鼓動
チャイコフスキー作曲/くるみ割り人形より/花のワルツが演奏されました。

小井土愛美さんは前日もホクト文化ホールで開催されたホールであそぼというイベントに参加して多忙の中の演奏でした。長堅平和音楽祭と書いた人が恩師にあたるそうでこの音楽祭に縁の深いピアニストになります。


続いてさとうともにと仲間たちの皆様によるオカリナ演奏がありました。
真珠採りの歌/ジョルジュ、ビゼー
荒城の月/滝廉太郎
アヴェ、マリア/カッチーニ
想い/さとうともに

4曲が演奏されました。
オカリナで聴くアヴェ、マリアや荒城の月は味わい深かったです。最後の想いはさとうともにさんの作曲でさとうともにさんはしゃべりのセンスも作曲のセンスもよく素晴らしいと思いました。


続いて長野市立昭和小学校金管バンドの皆様が出演しました。4年生から6年生までの音楽好きな皆様が集い週に3回放課後に練習しているそうです。

プレミアム、ブラス、セレクション/となりのトトロ編
花は咲く
やまなみのしらせが演奏されました。これからが楽しみな皆様でした。


続いて「る・ぐるっぽ」さんによる朗読がありました。平成18年に川中島有線放送主催の朗読コンクールの第1回大会で共に優秀賞を受賞した田中はる子さんと吉澤香代子さんにピアニストの柄澤久美子さんのトリオで「いまだから、いまでこそ」の朗読がありました。


最後に平和音楽祭合唱団の皆様が出演しました。一般募集で毎年集まった100人前後のメンバーが6月から練習して本番を迎えるそうです。

青い空は
ぜんぶ
墓標
ほらね…の4曲が歌われました。


僕はピアノの小井土愛美さんと坂原美菜さんが出演すると知り行きましたが中ホールが満員でなんとか空席をみつけ座れました。


音楽祭に賛同した観客の皆様と出演者の盛り上がった素晴らしい音楽祭でした。僕の母親はオカリナを習っている関係で会場に行きましたが楽しかったと話していました。


主催者は関係ないのですが中年の男性が司会者が話をしているのに照明がどうしたと騒ぎちょっと位我慢すればよいのに…と空気の読めなさが残念でしたがそれを抜かすといろいろなジャンルの音楽が聴け素晴らしい音楽祭でした。


関係者の皆様素晴らしい音楽祭をありがとうございました。北朝鮮がミサイルを発射したり物騒な世の中ですが出演者や観客の想いが伝わり平和な世の中が来て欲しいと思います。来年も都合がつけば行ってみたい素晴らしい音楽祭でした。

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