オウム菊地被告無罪に…

プラネマン2

2018年01月03日 23:23

12月28日の読売新聞にオウム菊地被告が無罪になったというニュースがありました。


走る爆弾娘と名付けられ青春時代の良い時をオウムに捧げふっくらした女性が別人のようになり苦労を感じ気の毒だとは思います。従属的な立場で言われたことをしていただけだと思いますが今回の判決には納得できないものがありました。

僕は若気の至りでオウムではありませんが某新興宗教に関わっていたことがありました。僕は末端の信者でしたが教団に疑問を持ったことを支部内の信者に話すと魔が入っていると言われ信者同士で教団を批判したり上から言われたことを反発することはありませんでした。


地下鉄サリン事件で実行犯を運んだ運転手も今からサリンをばらまきに行くぞ!という話や私語を実行犯とすることなく呪文だか教義を唱えていたと思います。後から事件を知った運転手も多かったと思います。本当に知らなくてもサリンで被害を受けた罪の無い人は存在するので厳しい判決は仕方ないと思います。


地下鉄サリンに比べ被害は少なくても菊地被告が関わった事件で指を無くした人がいること


菊地被告が17年逃げ回り日本全国にポスターが張られ警官を動員され逃げ回っていた間にかかった税金は億を越えていると思います。これは菊地被告が早期に出頭すればかからなかった税金で捜査を遅らせ人々に不安を与え納税者に対してどう償うか聞いてみたいです。そんな菊地被告に税金から慰謝料が払われるならやりきれない話です。


菊地被告は逃げ回っていた間は教団から逃走資金を受けていましたがこのお金は信者を騙して薬を打たせたお金や拉致したり泣かせたお金だと思います。ならば初期の逃走資金分は被害者の会に払うべきだと思います。


菊地被告が早期に出頭してサリンを撒いた元医師のように事件の解決に貢献したのなら無罪でも構わないと思いますが逃走中に役所を騙し他人に成り済ましたと言いますがこれも個人では考えつかない考えで組織的な支援があったと思います。その支援先を解明して解体しなければ事件の解決にならないと思います。


先に書いたように従属的な立場であるのは分かりますが人を泣かしたお金で逃げたり関係ない人の指を無くしたり何億円の血税を無駄にさせたことを思えば逃げたことにはペナルティを与えるべきだし知らなかったといえば通じてしまう例を残したのはまずいと思います。事件を長引かせた被告が無罪、何も知らなかったかも知れない実行犯の運転手が無期懲役、世の中不公平だと思った今回の事件でした。

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