大きなかぶ/力を併せ引っこ抜け/劇団志なの荘/第27回長野市民演劇祭

プラネマン2

2018年02月07日 11:01

1月27日から2月10日まで第27回長野市民演劇祭が行われます。高校生4団体、一般4団体、計8団体がエントリーして楽しみです。


初日の1月27日に長野市芸術館アクトスペースで開催された劇団志なの荘さんによる公演を見に行きました。


志なの荘さんは昨年の今頃篠ノ井市民会館閉館フェスティバルで見て以来でした。今回は3部構成で行われました。


第1部は朗読劇/小太郎物語でした。信濃に伝わる民話を朗読で行いました。小太郎物語を聞くのは初めてでしたが小太郎と竜のお母さんの物語で自分の身体を痛め人々に尽くす母親の物語を迫真の朗読で演じていました。


第2部は落語/時そばで快楽亭狂志さん出演予定でしたがインフルエンザによりダウンしました。第3部の準備があるのでピンチヒッターに以前長野市長選に立候補した高野氏が公演を行い会場を盛り上げました。マイナスな気持ちを持たない方が良いという話が印象的でした。


第3部は演劇/大きなかぶ/力を併せ引っこぬけが上演されました。

小学生のトランペットの吉本劇団のテーマの生演奏で始まりました。ある老夫婦が畑仕事をしていましたが孫が手伝わず弱っていました。老夫婦が神様に願いをかけたら神様が老夫婦の前に現れました。そして魔法を使いかぶを大きくしました。


老夫婦だけの力では抜けずバブリーなお姉さん、金太郎、仮面ライダー等いろいろな人の力を借りてかぶを引き抜く様子を描き終始会場から笑いがおきていました。


会場のアクトスペースは満員で凄い熱気で楽しかったです。昨年の旧篠ノ井市民会館での公演は閉館ムードで寂しさもありましたが今回は腹の底から笑え楽しかったです。


志なの荘さん楽しい時間をありがとうございました。皆様の更なる活躍と長野市の演劇文化の発展を願っています。

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