カメラータ・ナガノ/第9回ながの門前まち音楽祭/灯明まつりステージ2日目
更新が遅くなり既に半年前になってしまいますが2月26日にホテル国際21で開催されたながの門前まち音楽祭灯明まつりステージ2日目/カメラータ・ナガノさんの演奏を聴きに行きました。
音楽でまちの賑わいと人々の交流を願い元気なまちづくりをしたいと願う音楽家がジャンルを越えて集い中心市街地の施設を使い開催する音楽祭がながの門前まち音楽祭です。
2月26日はホテル国際21で11団体が参加して行われその中でチャペルで17時からカメラータ・ナガノさんの演奏が行われました。
カメラータ・ナガノさんは1991年に発足した管楽アンサンブルが発展的に室内オーケストラになったもので長野市を中心に県下各地から集まったメンバーが古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを演奏しているそうです。
オープニングはボロディンの弦楽四重奏曲第2番二長調第1楽章が演奏されました。編成はヴァイオリン2名、ヴィオラ1名、チェロ1名でした。
2曲目はモーツァルトの弦楽五重奏曲ト単調K516の第1楽章で交響曲第40番と同じ宿命のト単調で書かれたそうです。編成はヴァイオリン2名、ヴィオラ2名、チェロ1名でした。全員女性で繊細な音色が素敵でした。
3曲目はシューベルト弦楽五重奏曲ハ長調D956第1楽章が演奏されました。シューベルトの五重奏曲はハ長調のドミソの和音を基調としながら長調と単調=光と影がゆらめくそうです。作曲の2ヶ月後に亡くなったそうですが貴重な曲を聴くことが出来ました。編成はヴァイオリン2名、ヴィオラ1名、チェロ2名でした。
アンコールに1曲目に演奏されたボロディンの弦楽四重奏曲の第3楽章が演奏され灯明まつりステージを締めくくるに相応しい曲になりました。
カメラータ・ナガノさん素敵な演奏と選曲をありがとうございました。出演された皆様の音楽が更に極まることを願っています。
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