パルセイロ/残留が決まってからハッスルしても…
80億円の血税をつぎ込んでスタジアムを造ったものの年々弱くなるパルセイロは11月5日に藤枝に敗れ残り4試合を残して残留が決まりました。
かつて切磋琢磨した松本山雅はプレーオフ圏内にいて次節の最終戦に勝てばJ1昇格の可能性があり応援のやりがいがあると思います。同じく切磋琢磨した長崎もJ1昇格、長崎に選手を借りるようになりました。後から来た山口、鹿児島、沼津に抜かれ手間隙かけてスタジアムに足を運びパルセイロを応援してきた身には切ないばかりです。
そんな中で先週末パルセイロはホームで3位の沼津と対戦、勝ちました。残留が決定してからハッスルしても仕方ないしこの強さを福島やFC東京Uー23に出して欲しかったと素直に喜べませんでした。
沼津戦に出場した宇野沢選手は功労者ですし勝又選手も良い選手だと思いますが前半に誇った堅守は崩れ得点力不足は深刻で1からチームを作り直す必要がある中でいつまでもベテラン頼みではいけないと思います。
萬代選手は来季も残ってくれるか分かりませんが現状では萬代選手を軸に天皇杯のメンバーの査定を兼ねて残りの試合を闘い来季に繋げて欲しかったです。
ベテラン主体で世代交代が進んでいないパルセイロに必要なのは若い世代の台頭だと思いますが天皇杯岡山戦のような走りきった試合に飢えている選手の活躍が見たかったので残留が決まってもベテランを使い続けていることが残念です。
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