平均年齢83歳のダンサー/ラスベガスの世界大会出場へ/はじまりはヒップホップ
既に公開は終了しましたが長野ロキシーさんでニュージーランドのドキュメンタリー映画/はじまりはヒップホップを見ました。
ニュージーランド最大の都市オークランドからフェリーで35分の人口8千人程のワイヘキ島が舞台になります。
この島で老人たちによるダンスグループ「ヒップ・オペレーション・クルー」が誕生しました。
94歳のダンサー、73歳の若手メンバー、93歳の元教師、92歳の元軍曹など個性的なメンバーが集まっています。
骨盤を手術したような人たち…ということでヒップ・オペレーション・クルーという名前になったそうです。
振り付け師ビリーもヒップホップの専門家ではなく試行錯誤していますがニュージーランドでおきた地震で被災した過去をもち悩みながらも前向きに生きているのが印象的でした。
ビリーはラスベガスで開催される世界大会に出場することを提案しました。メディアに登場したり動画検索が120万回ありながらも資金が集まるのは別問題になりダンサーはそれぞれ持病、旅費、家族への説明などいろいろな壁に向き合いながらもラスベガスの舞台に立ったのは凄いと思いました。
最近は現在の政府に任せ年金が出るのか…そんな心配もあり老後のことを考えると憂鬱になりますが少しの勇気と好奇心が人生を輝かせることもあるのだと感じた見応えのあるドキュメンタリー映画でした。
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