大スクリーンで見るミス・サイゴンは最高!
8月5日から11日限定で長野ロキシーさんでミュージカルのミス、サイゴンが上映されました。最終日でありお盆休み初日の11日に見に行きました。この映画は初演から25年の節目に初代のキャストも登場した記念公演を劇場版にしたものでした。
予備知識なく見ましたがベトナム戦争時に知り合った現地の女性のヒロインと米兵が時代に振り回されながらもお互いを思い感動的なストーリーでした。そして苦労しながら再会する泣けるミュージカルでした。公演時間は休憩を入れて約3時間、料金も通常の映画より高い2500円でしたが時計を見ることなくストーリーに集中して料金も高いと感じませんでした。
印象的だったのはサイゴン陥落から3周年式典での踊りは凄い迫力でした。サイゴン陥落時に2人が引き離される場面も混沌が伝わり見応えがありました。
ヒロインの許嫁もどこかパク・ヨンハさんに似ていて幽霊になっても現れる哀しさや米兵の奥さんとヒロインのやりとりなど登場するキャストも次第に振り回された哀しさを演じ迫真の演技力でした。
2回目の休息の後で初演のキャストと今回出演したメンバーが同じステージに立つ演出がありました。初代エンジニアを演じた俳優が女性ダンサーが現れた時に「介護要員が来た!」と言ったユーモアセンスは凄いと思えました。
僕の勤務先の元同僚で東京に頻繁にミュージカルを見に行く女性がいました。今回の映画を見てその元同僚が頻繁に東京に行く理由が分かりました。
劇場にいた人と話をする分けではありませんが同じ時間を共有しながら大スクリーンで見たミュージカルは自宅でDVDで見るものとは違った良さがあると思いました。長野ロキシーさん素敵な上映をありがとうございました。これからもオリジナルな企画を楽しみにしています。
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