2月4日にフジテレビ系で放送されたワイドナショーでプロレスラーの中邑真輔選手が世界最大のプロレス団体WWEの大会ロイヤルランブルで中邑選手が日本人として初めて優勝、プロレス界最大のビッグイベントのレッスルマニア34でメインイベントに出場が決定、この偉業の特集があったそうです。
番組内でプロレス好きなハチミツ二郎氏な対して社会学者の古市憲寿氏が「プロレスって本気な戦いなんですか?」と発言してバトルになりヤフー!ニュースにも出ていました。
僕の意見は…
スピードスケートは氷の上を極限まで速さを競いフィギアスケートは氷の上を極限まで美しく見せる
競泳は水の中を極限まで速さを競いシンクロナイズスイミングは水の中で極限まで美しく見せる
ボクシングやMMAはリングの上で相手を倒す…これは競泳やスピードスケートに通じプロレスはリングの上で戦いを激しく面白く見せる…これはフィギアスケートやシンクロナイズスイミングに通じると思います。
スピードスケートは極限まで速さを求めるのでスピードスケートから見ればフィギアスケートは本気ではないのか?
競泳は極限まで速さを求めるので競泳から見ればシンクロナイズスイミングは本気ではないのか?
フィギアもシンクロナイズスイミングも美しく見せるルールの中で極限まで鍛え本気でやっています。
プロレスは喧嘩や暴力をショーアップして見せています。生肉や生果実生野菜は健康に良いかもしれませんが生肉を食べればお腹を壊すこともあるし生果実も砂糖を加えたり薄めたりして人間が手を加えて味付けをして商品として店頭に出せます。それがプロレスです。
本気で喧嘩を見せていれば迫力はあるでしょうが選手間のレベル差で毎回好勝負が生まれるわけではないし毎回試合が出来ず選手は食べていかれなかったり激しさや待遇でやる選手が増えて行かなくなると思い行き着いた先が現代のプロレスといえます。
合気道や少林寺拳法、古武道は乱取りや試合をしませんがだから本気でないのか?試合は無くても型の中で倒す技術の本気で練習している格闘技だと思います。
プロレスも見せることを本気でやっています。古市憲寿氏はブックがあるのにボクシングの世界チャンピオンになったような扱いが気に入らないのかもしれませんが肩書きをつけたり話を盛ったりするのもプロレスの一部分でそれを否定したらプロレスにならないしこのプロレス的な感覚を古市憲寿氏は理解できないと思います。
古市憲寿氏に限らずプロレスを否定する人はたくさんいるのでそんなに腹が立ちませんがプロレスが好きなファンだけが集まる会場の空間や雰囲気、一体感が素晴らしくその盛り上がりがいつまでも続いて欲しいと思っています。