灯明まつりの夜に貸切状態のロキシーで一人涙する…/8年越しの花嫁

プラネマン2

2018年03月18日 10:02

17年の年末から18年の年始にかけて長野ロキシーさんで話題作の8年越しの花嫁が上映されていました。

YouTubeの動画をきっかけに日本中に拡散された奇跡の実話が佐藤健さん土屋太鳳凰さんの主演により上映されました。


僕は独身中年男なのでこうした他人の幸せな話はあまりみたくなくスルーするつもりでしたが長野ロキシーさんが灯明まつりに合わせ9時35分から特別レイトショーで上映することになりロキシーさんが熱を入れるなら行ってみようと思い最終日の2月9日に行ってみました。


この日は公開から2ヶ月近く過ぎたことや平昌五輪の開会式があり観客は僕一人の貸切状態でした。


佐藤健さん演じる尚志と土屋太鳳さん演じる麻衣はクリスマスが近い初冬知り合いの飲み会で初めて会いましたが尚志が酒を飲まなかったり嫌そうな顔をしているのを麻衣は気にいらず飲み会が終わった時に麻衣は尚志にどういうつもりか突っかかっていきました。尚志はお腹が痛かったことを知り麻衣が使い捨てカイロを渡し急接近しました。


デートを重ねトントン拍子に仲が深まり尚志は麻衣にプロポーズして結婚式の日取りも決まりましたが麻衣は原因不明の病気になり意識不明になりました。


何万人に一人の難病で前例がなくいつ目が覚めるか分からない中で尚志は麻衣の見舞いに50?のバイクで毎日通いついにバイクが壊れるくらいに見舞いにいきました。


麻衣が目を覚めることを願い式場はキャンセルせず毎日動画を麻衣の携帯に送信していましたが麻衣の両親が尚志に忘れてくれと話しショックを受けました。


麻衣は1度は目が覚めましたが尚志のことは全く思い出せず尚志は勤務先の自動車工場を辞めて離島の自動車工場に勤め始めました。

麻衣は偶然に通りかかった式場で尚志が何年も予約しつづけていることを知り送られてきた大量の動画に尚志の思いを感じ不自由な身体ながら1人で離島に向かうのでした。


瀬戸内海の美しい島と信じる心が生んだ奇跡に貸切状態の映画館で1人涙しました。1人は気楽で良いですが信じる思いに比べれば何か足りないような気がして結婚している人が羨ましかったです。


もう15年早く上映されていたら恋にかけてみたかったな…そんな一抹の寂しさも感じましたが純粋に信じることが生んだ奇跡は凄くもあり羨ましくもありいろいろな思いが交差してこの表現に出来ない思いが感動だと思いました。


金曜日の遅い時間で1週間の疲れもありましたが眠さを感じず時計を見ることがなかった素晴らしい映画で見に行ってよかったと思いました。

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