桃井かおりさん主演/ふたりの旅路で長野市出身水野詠子さん舞台挨拶

プラネマン2

2018年03月21日 14:07

更新が遅くなり半年前になってしまいましたが8月26日に長野ロキシーさんで日本とラトビア合作のふたりの旅路が公開されました。監督はラトビア出身のマーリス監督でしたがプロデュースした長野市出身の水野詠子さんの舞台挨拶があり出かけてみました。


主演は桃井かおりさんでした。幸せの黄色いハンカチ他ハリウッドでも活躍する国際的な女優です。個人的には来生たかおさんとデュエットした「ねじれたハートで」という歌が素敵で当時中学生だった僕は大人の歌だと思い感激しました。

桃井かおりさん演じるケイコの夫役にイッセー尾形さんが出演しました。桃井かおりさんとイッセー尾形さんはロシア映画太陽で共演、桃井かおりさんと監督は3作品目ということで息のあった演技が楽しみでした。

桃井かおりさん演じるケイコは不慮の事故で娘を亡くし夫は阪神大震災で亡くなり心を閉ざして生きていました。そんななかで着物ショーが縁でバルト海の真珠ラトビアにいくことになりました。


ケイコは亡き娘の結婚式用に着る予定だった着物を着て出演しました。異国の地で夫と再会しましたが受け入れられないケイコは喧嘩越しで接していました。


言葉の通じない不自由さの中でケイコは日本食の大家のように扱われ戸惑います。ロケ地の美術館や街並みの美しさ、数々の料理、あまり馴染みのないラトビアという国の美しさを描いていました。そして桃井かおりさんは女が1人で生きていく大変さも見事に演じ大人の物語だと思いました。

上映後水野詠子さんによるエピソードが語られましたがしっかりメモしておけば良かったと後悔しました。

ラトビアの首都リガと神戸市は姉妹都市になるそうです。阪神大震災が1995年、ラトビア独立が1991年、同じ時期に新しい道に向かって歩み両市のこれからに注目したいと思いました。


桃井かおりさんが公園で食べたおにぎりは夜景で有名な場所になるそうですがそこで虚しくおにぎりを食べる桃井かおりさんの立ち直りが印象的でもう一度見てみたいと思いました。


桃井かおりさんや関係者の皆様、長野ロキシーに飛び込みに来た水野詠子さんの更なる活躍に期待しています。

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