卜部弘嵩選手/ヨハネス・ウルフ選手にリベンジを果たす/Kー1、ワールドGP10

プラネマン2

2016年11月08日 23:51

かつてはお茶の間を沸かせた格闘技イベントK-1が地上波から消え久しいですが一昨年11月より新生K-1として復活しました。かつてのヘビー級やモンスター路線とは違い軽量級にもスポットを当てましたが競技として洗練された分新生K-1の方が個人的には面白いと思います。


10月19日にスポーツ専門チャンネルガオラでK-1ワールドGP10を見ました。この興行は9月19日に東京代々木第2体育館で開催されたものでしたがスーパーフェザー級世界最強決定トーナメントを中心に行われました。


その中でトーナメント1回戦卜部弘嵩選手対ヨハネス、ウルフ選手の対戦を見ました。両選手は今年の3月にワンマッチで対戦していますがその時はヨハネス、ウルフ選手が多彩な蹴り技で勝ちました。ヨハネス、ウルフ選手はドイツ出身、空手やアマチュアボクシングをベースにしているそうです。ISKA世界スーパーフェザー級王者で戦績は41勝28KO3敗1分けの強豪ですがファンの予想では卜部弘嵩選手勝利予想は52%でした。卜部弘嵩選手のリベンジを期待しての観戦でした。


1ラウンド卜部弘嵩選手ローブローを決めてインターバルになりました。卜部弘嵩選手は2回目のローブローを入れ減点1になりましたが卜部弘嵩選手はサウスポーにして対策、ヨハネス、ウルフ選手の蹴りを封じて効果がありました。このラウンド卜部弘嵩選手優勢でしたが減点があり9対9、

2ラウンド半分過ぎウルフ選手もサウスポーにしてきましたが卜部弘嵩選手タイミングの良い膝蹴りを決め遠い間合いからハイキックと膝を使いペースを掴みました。卜部弘嵩選手のローキックも効きウルフ選手は足が真っ赤でした。このラウンド10対9で卜部弘嵩選手優勢、


3ラウンド卜部弘嵩選手ミドルキックが冴えましたが3回目のローブローが入り減点1、卜部弘嵩選手ペースだったので9対9、


個人的には28対27で卜部弘嵩選手の勝ちと見ましたが29対28が3人で卜部弘嵩選手が勝ち3月のリベンジを果たしました。


卜部弘嵩選手相手を研究して良さを消したのはあっぱれでした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とK-1の発展を願っています。

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