上田市出身/小宮山工介選手/南米王者を敗る/Kー1ワールドGP10

プラネマン2

2016年11月09日 12:00

上田市出身の空手家小宮山工介選手はお父さんが空手道場北斗会館を経営していたため幼少より空手を習い各地で開催されるオープントーナメントに出場、優勝回数は60回を越える強豪空手家です。


キックボクシングに転向後にRISEのチャンピオンになったり61キロ級の各団体チャンピオンクラスの選手8名がワンナイトトーナメントを開催したブレイドという大会で3勝して優勝するなど大活躍をしています。


今年の6月から新生K-1に登場しました。新生K-1デビュー戦は強豪中国人選手に惜しくも敗れましたがその中国人選手がスーパーフェザー級ワールドトーナメントを辞退したので小宮山工介選手が実績を買われ9月19日に開催されたワールドトーナメントに出場することになりました。スポーツ専門チャンネルガオラで10月19日に放送された小宮山工介選手の試合をみました。


小宮山工介選手の対戦相手はブラジルのバウロデバウ選手でした。バウロ選手は4月に開催されたK-1のワンマッチで卜部弘嵩選手を敗り今回のトーナメントでもダークホースとして注目されました。対戦前のファンの予想ではデバウ選手の勝利を予想したファンは87%でしたが同県人として小宮山工介選手には頑張って欲しいと思いました。


1ラウンド小宮山選手足を使いスピードで撹乱デバウ選手の距離を殺し良いペースで進んでいました。デバウ選手はやり難い感じでした。このラウンド10対9で小宮山選手優勢、


2ラウンドデバウ選手がプレッシャーをかけてきました。デバウ選手がスピードに慣れてきたのか小宮山選手は動きが失速ぎみで蹴りが出なくなりました。小宮山選手単発でパンチが当たりますがデバウ選手ペースで進み10対9でデバウ選手優勢


3ラウンド小宮山選手疲れてきたのか足を掴み注意を受けました。デバウ選手さらにプレッシャーをかけてきましたが小宮山選手単発で前蹴りやパンチを決めて反撃10対10とみました。

個人的には29対29ドローとみましたがジャッジは3人共に30対28で小宮山選手をあげ3対0で小宮山選手が勝ちました。


小宮山選手世界の強豪相手に対戦前の予想をひっくり返しあっぱれでした。しかし小宮山選手この試合後古傷のある膝を痛め棄権して厳しい闘いだったことを感じました。


小宮山選手お疲れさまでした。この勝利をステップに国際舞台での活躍を願っています。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とK-1の発展を願っています。

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