ユン、チー選手/優勝候補に急浮上/Kー1ワールドGP10

プラネマン2

2016年11月27日 03:44

11月12日にスポーツ専門チャンネルガオラで放送されたK-1ワールドGPをみました。この興行は11月3日に東京代々木体育館で開催されたもので日本人選手4名海外の強豪4名の計8名が参戦したフェザー級初代王者決定トーナメントを中心に熱戦が繰り広げられました。


トーナメント1回戦第3試合で神戸翔太選手対中国のユー、チー選手が対戦しました。


神戸翔太選手は中学卒業と同時に格闘技の本場オランダに単身渡りジムに寝泊まりしながら学んだ根性のある選手です。実力はありますが武尊選手や小沢選手に光を消されでいました。このトーナメントには武尊選手小沢選手が参戦しているのでトーナメントを制し存在感を見せて欲しいと思いました。


対するユー、チー選手は今年の6月に新生K-1に初登場しました。空手のタイトルを総なめにしてRIZEの絶対王者として存在感を見せていた小宮山工介選手の対戦相手が負傷欠場したため急遽白羽の矢が立ち来日しました。


中国武術を習い格闘技の専門ジムに寝泊まりしながら鍛練しているという話しでしたが小宮山工介選手の空手殺法に敗れると思っていました。しかし蓋を開けると小宮山選手からダウンを奪い快勝、スーパーフェザー級王者決定トーナメント出場を打診されましたが階級を落として今回のフェザー級王者決定トーナメントに参戦してきました。神戸選手のど根性に期待しての観戦でした。


1ラウンド1分過ぎユー、チー選手のカウンターの右ストレートがヒット神戸選手たまらずダウンしました。パンチの打ち合いっはユー、チー選手に分がありました。ユー、チー選手6月の小宮山選手との対戦後更に3試合しているそうですが強くなっていました。このラウンド10対8でユー、チー選手優勢、


2ラウンド神戸選手劣勢、終了間際にユー、チー選手なカウンターの右ストレートで神戸選手タウンしましたがゴングに救われました。このラウンド10対8でユー、チー選手優勢、


3ラウンド神戸選手失速気味、ユー、チー選手ローキックも蹴れ神戸選手ダウンを奪われ1分32秒ボディから膝でユー、チー選手がKO勝ちをしました。


ユー、チー選手6月の試合に比べパンチが段違いに上達していました。階級を落としてきたのでフィジカルの強さが目立ち優勝候補に急浮上しました。無名だったユー、チー選手の活躍に中国の格闘技界の急成長の実態やK-1のリングの凄みを感じました。


両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とK-1の発展を願っています。

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