武尊選手/ダウン経験のないイギリス選手に洗礼を浴びせる/Kー1ワールドGP10
11月12日にスポーツ専門チャンネルガオラで放送されたK-1ワールドGPをみました。この興行は11月3日に東京代々木体育館で開催されたもので日本人選手4名海外の強豪4名の計8名が参戦したフェザー級初代王者決定トーナメントを中心に熱戦が繰り広げられました。
トーナメント1回戦第4試合で武尊選手対ジェイミー、ウィーラン選手の対戦をみました。
武尊選手は新生K-1、55キロ級初代王者です。KO勝ちが少ないと言われる軽量級でKOを量産、数々のドラマを作った新生K-1のカリスマ選手です。今回フェザー級が新設され武尊選手は階級を上げて2階級制覇を目標にトーナメントに挑んできました。
対するジェイミー、ウィーラン選手はイギリス出身でISKA世界フェザー級王者です。26勝1敗のキャリアの中でダウン経験が無い強豪です。KO勝ちを量産した武尊選手がウィーラン選手の打たれ強さを敗れるか?矛と盾のような注目の対戦でした。
1ラウンド武尊選手のパンチが速くなり驚きました。武尊選手プレッシャーをかけロープに追い込む場面がありました。上の階級に上げても適応出来ていました。このラウンド武尊選手優勢で10対9、
2ラウンド武尊選手奥足にローキックを決め優勢、2分過ぎ武尊選手ボディブローをヒット、ラスト30秒武尊選手パンチの連打でダウンを奪いましたがゴングがなりました。10対8で武尊選手優勢、
3ラウンドウィーラン選手失速気味で武尊選手が終始リード、このラウンド10対9で武尊選手優勢、
個人的には30対26で武尊選手の勝ちとみましたがジャッジは30対26が3人武尊選手の勝ちを告げました。武尊選手フィジカルな面でも強くなり華がある選手だと思いました。準決勝ではユー、チー選手と対戦が決定、注目の対戦になりました。
両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とK-1の発展を願っています。
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