2017年06月18日
猛牛対狂犬/花田元誓選手が森本「狂犬」義久選手を敗る/キックRISE114

メインイベントはフェザー級タイトルマッチチャンピオン花田元誓選手対3位の森本「狂犬」義久選手が対戦しました。
花田選手は各団体のチャンピオンクラスが出場したブレイドというトーナメントでリザーブファイトで出場しましたが本戦に出場していればトーナメントの台風の目になった名選手だと思います。
対する森本「狂犬」義久選手は実力と発言が比例している勢いのある選手で注目の選手です。森本選手が花田選手に最近勝てずチャンピオンに相応しくないからランカーに謝れ!と煽ったら花田選手は強調してやる!と言い返し舌戦でも盛り上がっていました。
花田選手は戦績20勝5KO7敗1分け、森本選手は11勝8KO4敗でした。
1ラウンド花田選手ラッシュを仕掛けましたが森本選手も良いパンチを入れました。ローブローで一時中断、花田選手にイエローカード、森本選手は何発か入れましたが花田選手はガード、花田選手のボディへの膝が良い形で入りましたが森本選手も手数が多く10対10、
2ラウンド花田選手のボディへの膝で森本選手が嫌がっている感じでした。花田選手飛び膝でダウンを奪い右フックで2度目のダウンを奪い10対7で花田選手優勢、
3ラウンドお互いに仕掛け引かない展開、花田選手の飛び膝蹴りが顎に入り森本選手ダウン、しかし森本選手闘志は衰えず10対8で花田選手優勢、
4ラウンド森本選手衰えない闘志が素晴らしい、両者掴みで注意、偶然のバッティングで花田選手カット、ドクターチェックが入る森本選手意地を見せ4ラウンドを10対9でとりました。
5ラウンド森本選手ゴング前に手を出しイエローカード、森本選手ダメージがありそうですが打っても打ち返すタイトルマッチに相応しい試合になりました。このラウンド10対10、
個人的ジャッジは49対45で花田選手と見ましたがジャッジは49対45が2人、50対44が1人、3対0で花田選手が勝ちました。
敗れはしましたが森本選手の追い上げは凄かったです。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年05月20日
直樹選手/ライト級戦線に急浮上/キックボクシングRISE114

直樹選手は15年ライト級新人王でランキング5位、戦績は5勝2KO1敗、デビュー戦黒星以外は連勝中、伝統空手をベースにしているそうです。
対する丹羽圭介選手はライト級4位、戦績は14勝1KO3敗、連敗を機会にムエタイ修行をしたそうです。日本拳法をベースにしています。
上位ランカー対決であり伝統空手対日本拳法のオリジナリティを持った対戦どファーストコンタクトは?距離感はどうなるか?新鋭直樹選手とベテラン丹羽選手の世代交代と生き残りをかけた強豪同士の一戦でした。
1ラウンド両選手有効打はありませんが丹羽選手は空振りが多く直樹選手が間合いを制しつつありました。このラウンド10対10のイーブン
2ラウンド直樹選手の攻撃が当たりだしてきました。丹羽選手が距離感を潰されている感じで直樹選手に流れが傾きつつありました。10対9で直樹選手優勢
3ラウンド直樹選手カウンターの右ストレートでダウンを奪い2分21秒直樹選手が左フックで丹羽選手を前のめりに倒しKO勝ちしました。
若い直樹選手の勢いが勝った試合でしたが見応えがあり上位ランカー同士の素晴らしい対戦でした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年05月14日
村山智耶選手/延長判定で皇貴選手を敗る/キックボクシングRISE114

村山智耶選手はランキング10位、戦績は7勝3KO3敗の27歳、対する皇貴選手は6勝2KO2敗の21歳になります。戦績が近い選手同士の上位進出をかけた試合が楽しみでした。
1ラウンド皇貴選手は左ローやボディへのビザが決まり10対9で皇貴選手が優勢、
2ラウンド皇貴選手のハイキックで村山選手ぐらつく場面がありました。皇貴選手の顔面へのビザで村山選手流血10対9で皇貴選手優勢、
3ラウンド村山選手パンチで反撃開始、手数で村山選手が勝り10対9で村山選手優勢、
個人的には29対28で皇貴選手の勝ちと見ましたがジャッジは29対28皇貴選手、29対29が2人、1対0なので延長戦に突入しました。
延長戦皇貴選手は膝を出しましたが村山選手はパンチで反撃、最後はパンチの乱れ打ちで手数で村山選手10対9と見ました。ジャッジは10対9村山選手2人10対101人、2対0で村山選手が勝ちました。
どちらに転んでも分からない接戦で激しく迫力のある試合でした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年05月05日
佐野貴信選手/鹿児島でキックを広める北薗翔大選手を敗る/キックRISE114

その中でフェザー級佐野貴信選手対北薗翔大選手の対戦しました。佐野貴信選手はバンタム級5位、戦績7勝4KO4敗1分けの21歳、神奈川県出身、対する北薗翔大選手はフェザー級5位、戦績20勝11KO9敗3分け鹿児島県出身の30歳になります。
蹴りが主体の佐野選手とパンチ主体の北薗選手、ベテラン対新鋭、佐野選手バンタム級からフェザー級転向第1戦、佐野選手顎のけがから復帰戦と見所の多い対戦でした。北薗選手は鹿児島県でキックボクシングの普及に努めています。RISEも全国に広がっているようで北薗選手に対する期待値が高く楽しみでした。
1ラウンドあっという間の3分でしたが両選手持ち味が出て噛み合っていました。このラウンド10対10でイーブン、
2ラウンド北薗選手オープンブローをクリーンヒットさせましたが1分過ぎ佐野選手に流れが傾いてきました。10対9で佐野選手優勢、
3ラウンド佐野選手の膝と北薗選手のパンチがバチバチ噛み合い両選手失速気味も気持ちは引かずに10対10、
個人的には佐野選手30対29で優勢だとおもいましたが30対28、29対28、30対28で3対0で佐野選手が勝ちました。
気迫がぶつかり合う良い試合でした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年05月04日
ken,FLY,SKY,GYM選手/3ダウンを奪いKO勝ち/キックRISE114

福島選手ムエタイスタイルのKEN選手のミドルを掴み見えている感じでした。しかしKEN選手パンチの連打でコーナーに追いつめ右ストレートでダウンを奪いさらにKEN選手パンチの連打で2回目のダウンを奪い2分32秒パンチの連打でレフェリーストップになりKEN選手が勝ちました、スイッチが入ってからのKEN選手の攻撃が見事でした。両選手共に素晴らしいファイトをありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年04月16日
森本「狂犬」義久選手/タイトル挑戦権獲得/キックボクシングRISE113

この試合は一刀選手が負傷のために両選手の対戦が決まりました。森本選手の戦績は10勝8KO4敗、対する小山選手は16勝8KO7敗2分けでした。
森本選手は口と行動が一致している有言実行の選手として注目しています。小山選手は上田市出身の小宮山夕介選手を敗った実力者です。森本選手はトイプードルを飼っている犬派で小山選手は猫派、対称的な楽しみな対戦でした。
1ラウンド森本選手、右の連打で優位になりさらに右ストレートから右ハイキック、終了間際に右ハイキックを当てて終了、10対9で森本選手が優勢、
2ラウンド森本選手バックハンドブローから肘が入りイエローカード、前半森本選手ペースも後半小山選手反撃10対10のイーブン、
3ラウンド森本選手の手数の多さと小山選手のクリーンヒットの数で互角な展開に、小山選手左ハイキックを当てましたが森本選手がラッシュして10対9で森本選手優勢、
個人的には30対28で森本選手優勢と見ましたがジャッジは29対28、30対29、29対29で2対0で森本選手が勝ちました。トップレベルの選手による白熱の一戦でした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年03月25日
HIDEKI選手の無期限出場停止処分解除を…

その中でスーパーライト級HIDEKI選手対番長兇時選手の対戦をみました。
HIDEKI選手はボリビア人のクォーターでイケメンな顔立ちの売り出し中の選手です。少年時代はサッカーに励み高校時代は全国大会に出場した実力派でそのフィジカルを生かして頭角を現してきました。戦績は12勝6KO2敗2分け、
対する番長兇児選手は名前の通りケンカファイトを信条にする選手ですが丹羽選手にKO勝ちして注目を集めるようになりました。戦績は9勝6KO5敗1分け、両選手KO率が高い選手同士の対戦でKO決着が期待できそうで楽しみでした。
先ずはHIDEKI選手がワンツーでダウンを奪いました。番長選手足に来た感じで足がもつれダウン裁定になり2度目のダウン、最後は2分01秒右ストレートによりHIDEKI選手が勝ちました。HIDEKI選手は番長選手の良さを消してあっぱれでした。
HIDEKI選手マイクアピールでRISEに対する愛着を語って好感がもてました。最後に皆様良いお年を…と言いましたがHIDEKI選手はまさかこの放送が年末にされるとは思っておらずタイムリーな発言になった人もいたかと思いました。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
後日談になりますがHIDEKI選手はタイトル挑戦が決まりました。しかし試合前日にインフルエンザになり欠場することになり運営から無期限の出場停止処分になりました。メインイベントに穴を開けたことで責められるのは仕方ないと思いますがドクターチェック後の出来事なのでアクシデントだと感じ無期限の出場停止処分は気の毒だと思いました。普段キックボクシングを取り上げないマスコミがブラック企業のような書き方をしてキックボクシングを悪くいうのには嫌な気分になりました。
運営もマイナスなイメージでメディアに取り上げられても仕方ないしHIDEKI選手にもう一度チャンスを与え後日タイトルマッチを実現させ汚名返上をさせて欲しいと思います。もしもここで穴を開けたりしたらその時に無期限出場停止処分にするべきだと思います。
他団体に移籍して後ろ足で砂をかけるように辞めて行ったのならまだしもRISEに誇りを持っているHIDEKI選手に対しての無期限停止処分は気の毒だと思います。処分の解除とHIDEKI選手の活躍を願っています。
2017年03月18日
TASUKU選手/復活の狼煙をあげる/キックボクシングRISE113

TASUKU選手はランキング7位で戦績が8勝6KO12敗1分け、RISE106で不可思選手との対戦で拳を骨折して復活戦になりました。
対する藤田雄也選手の戦績は12勝3KO7敗でランキング6位、3月のNAOKI選手との試合に敗れてからの復活戦になります。両選手復活をかけて…ランキングの上位入りをかけての熱戦を期待しての観戦でした。
1ラウンド藤田選手が空手の蹴りを中心に攻めましたが終了間際にTASUKU選手が左フックでダウンを奪い10対8でTASUKU選手優勢、
2ラウンドTASUKU選手パンチで優位に進めましたが半分過ぎに藤田選手が膝とパンチでペースを掴みTASUKU選手失速気味、藤田選手が10対9で優勢、
3ラウンド藤田選手の膝とTASUKU選手のパンチが交互に決まり接戦に…藤田選手がホールディングでイエローカード、TASUKU選手至近距離からパンチが当たりますが藤田選手も膝を返して反撃10対10のイーブン、
個人的には29対28でTASUKU選手の勝ちとみましたがジャッジは29対28が2人、30対28が1人、3対0でTASUKU選手が勝ちました。
勝負はダウンの差で決まった感じですが藤田選手の膝とTASUKU選手のパンチが噛み合った良い試合でした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年01月30日
春野剛士選手/192センチの花沢類選手を敗る/キックボクシングRISE113

春野剛士選手はRISE初参戦になります。DROPOUTジム所属で戦績が11勝2KO11敗2分け、元NKBミドル級1位の38歳です。
対する花沢類選手はリアルディールジム所属で7勝1KO5敗1分けの25歳になります。花沢選手はミドル級8位で14年のルーキーズカップ優勝の勢いのある選手です。
花沢選手身長192センチ春野選手180センチ、身長差12センチがどのように勝負に影響するか?ベテラン対新鋭の世代を越えた闘いが楽しみな1戦でした。
1ラウンド最初にペースを掴んだのは春野選手で手数で押していました。終了間際にクリーンヒットを決めて個人的ジャッジは10対9で春野選手優勢、
2ラウンド花沢選手身長差のアドバンテージを生かし切れず春野選手が手数を中心に攻める場面が目立ちました。10対10でイーブン
3ラウンド花沢選手エンジンがかかってきましたが春野選手のボディが効いたのか花沢選手失速、春野選手ボディの膝で攻めるが掴みで警告を受けました。残り時間が少なくなり花沢選手ラッシュを仕掛けますが春野選手も流れを渡さず10対10、
個人的には春野選手が30対29で勝ちと見ましたがジャッジは29対29が1人、30対29が2人で春野選手が2対0で勝ちました。
春野選手ベテランの強さを見せ花沢選手の間合いや攻撃を封じていました。春野選手にはRISEでの活躍を…花沢選手はフィジカルの優位制を見せて頑張って欲しいと思います。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
2017年01月28日
長野県出身/高田彰二選手ジャッジ泣かせの接戦は引き分け/キックボクシングRISE113

高田彰二選手は和術慧舟会駿河道場所属3勝1KO3敗長野県出身、
対する瑠夏選手は新潟誠道館所属、今回がデビュー戦になります。ジャパンカップ2015で準優勝した実績があり試合慣れしている感じでキャリアの高田選手かフレッシュな瑠夏選手か楽しみな一戦でした。
1ラウンド先ずは瑠夏選手が回転技を仕掛けてきました。瑠夏選手の左ストレートがクリーンヒットしましたが高田選手も有効打を返し互角な展開で10対10、
2ラウンド瑠夏選手掴みにより警告がありました。瑠夏選手左ハイキックをヒットさせ手数で瑠夏選手優勢10対9
3ラウンド2分過ぎ瑠夏選手一瞬動きが止まる場面がありました。高田選手手数が多く10対9で高田選手優勢、個人的には29対29のドローとみましたがジャッジは29対28瑠夏選手、29対29、29対28高田選手と三者共にジャッジが割れ1対1のドローでした。
ジャッジ泣かせの好勝負で見応えのある試合でした。近い生来再戦を見たい好勝負でした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。