2017年12月29日

早稲田吹奏楽団/2017志賀高原カレッジコンサート

更新が遅くなり4ヶ月前になりますが8月19日に志賀高原総合会館98で開催された早稲田吹奏楽団さんの2017志賀高原カレッジコンサートに行ってきました。


夏に涼しい志賀高原では大学の音楽サークルの合宿が盛んでその成果の発表の場として志賀高原カレッジコンサートが開催されるようになりました。


爽やかな空気の中で聴く若者の若者の熱演は非日常的で癒され僕も都合がつく限り長野市から聴きに行っています。


今回出演した早稲田吹奏楽団さんは設立が1977年で今年で40周年になる歴史ある楽団になります。団員は180名を越える大規模な楽団ですが寸劇やいろいろな演出があり団結心も強く迫力のある演奏は志賀高原まで聴きに行く甲斐のある吹奏楽団だと思います。


今年は志賀高原大蛇まつりの一環として行われ例年以上に観客が多く盛り上がっていました。


A,HUNTINGDON,CELEBRATION
DEEP,PURPLE,MFLEY
海の男たちの歌
サウス、ランパート、ストリート、パレード
アメリカングラフィティ
ジャパニーズグラフィティ/スポーツは青春だ
リトルマーメイドメドレーが演奏されました。


マイクによる解説も丁寧でしたが筆記用具を車内に忘れメモがとれずに残念でした。

スポーツは青春だ!ではアントニオ猪木のテーマが流れ僕はプロレスが好きなので胸熱でした。タッチの寸劇がありセーラー服の女性が可愛かったです。1つ1つの寸劇や曲の解説を記録出来なかったのが残念でした。


志賀高原カレッジコンサートでは来場者に番号が書いた紙が渡され帰り際に当選番号が張り出されます。今回はハズレで健康飲料を貰いました。


演奏会終了後は花火大会がありました。関東で開催される花火大会に比べれば規模は小さいかもしれませんが間近で打ち上げられるのは迫力があり学生の皆様は演奏が終わった達成感で夏の思い出になったと想像しました。


早稲田吹奏楽団さん素晴らしい演奏をありがとうございました。来年も都合がつけば行ってみたい素敵な演奏会でした。


早稲田吹奏楽団さんは来年早々1月13日に第78回定期演奏会が開催されます。年末年始返上で頑張っていると思います。当日の盛会と早稲田吹奏楽団さんの更なる発展と志賀高原で演奏した皆様のキャンパスライフの充実を願っています。  


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2017年12月29日

巡奏クラシック/松代declassic/真田邸

更新が遅くなり4ヶ月前になりますが8月14日に松代の真田邸で開催された巡奏クラシック/松代de,cIassicを観賞に行きました。


この企画は長野市芸術館さんのクラシック音楽キャラバンで選ばれた音楽家が普段クラシック音楽に馴染みの無い場所で演奏会を開催してクラシック音楽を一般の人に馴染んでもらうための企画になります。


お盆休みの間真田邸では夜間ライトアップされていましたが8月14日の夜7時半からライトアップされた真田邸でクラシック音楽の巡回公演がありました。


この日演奏したのはフルートの飯島諒さん/メゾソプラノの中島清香さん/ピアノの飯島未来さんが出演しました。


飯島諒さんは諏訪出身で2010年に桐朋学園大学を首席で卒業したそうです。
中島清香さんは国立音楽大学を卒業後プラハに留学経験があるそうです。

飯島未来さんは諒さんとご夫婦で桐朋学園大学を卒業後同大学研究生修了、同大学嘱託伴奏員と上野学園大学嘱託伴奏員を務めているそうです。


カリッシミ/勝利だわが心よ/メゾソプラノ&チェンバロ
パーセル/わたしが大地に帰るとき/メゾソプラノ&チェンバロ
マルティーニ/愛の喜び/メゾソプラノ&チェンバロ
宮城道雄/春の海/フルート&チェンバロ
ラター/ジャズ、ワルツ/フルート&チェンバロ
ヘンデル/私を泣かせてください/全員が演奏されました。


特に良かったのがチェンバロで弾く春の海でした。チェンバロと箏は構造が似て違和感なく感じました。


庭園がライトアップされ色が瞬時に変わり幻想的でした。虫の声を聞きながら侘寂を感じ行って良かったです。3人の音楽家の皆様素敵な演奏をありがとうございました。


長野市芸術館クラシック音楽キャラバンに参加した音楽家は2月に任期が終わるそうで2月10日と11日の2日間初めてのクラシックコンサートと題しクラシック音楽の演奏会に行ったことの無い人向けに演奏会を行うそうです。もちろんもちろん何度も行っている人も可能です。


出演した3人の音楽家の更なる活躍と長野市にクラシック音楽文化が根付いて行くことを願っています。  


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2017年12月24日

第34回/桐朋学園夏の夕べのコンサート

更新が遅くなり4ヶ月前になりますが8月8日にホクト文化ホールで開催された長野桐朋会さんが主催した第34回夏の夕べのコンサートに行ってきました。


僕は40代からクラシック系の音楽に興味を持つようになり現役音大生の演奏会ということで夏の夕べのコンサートに行ってみました。その後演奏会に行くようになると桐朋学園大学の皆様はレベルが高いことを知り毎年夏に開催される夏の夕べのコンサートが楽しみになりました。


時代は昭和から平成へ、バブル崩壊、長野五輪、21世紀、インターネットの普及と第1回目に夏の夕べのコンサートが開催された頃から世の中は大きく変わりましたがぶれることなく良質な音楽を求めて来たことは素晴らしいと思います。演奏会を開催する度に音楽家を世に出したり市民に聴く場を提供したり長野桐朋会さんは素晴らしい文化をしていると思い毎年夏の夕べのコンサートを楽しみにしています。


この日は高校2年生から大学4年生まで桐朋学園大学で学ぶ東北信出身の12人の学生の演奏がありました。僕は平のサラリーマンなので9番目の腰原菜央さんの演奏から聴きました。


1、竹岡桜希さん/ヴァイオリン/高2/伴奏依田ひとみさん
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第4番第1楽章

2、和田ゆずみさん/チェロ/高2/伴奏町田莉佳さん
ポッパー/タランテラ

3、山北響斗さん/ピアノ/高3
ラフマニノフ/前奏曲OP23ー2

4、久保田菜月さん/フルート/大1/伴奏深沢雅美さん
モーツァルト/フルート協奏曲第2番/第3楽章

5、滝沢栞理さん/ピアノ/大1
リスト/超絶技巧練習曲より第8番/荒々しき狩り

6、米山友紀乃さん/ヴァイオリン/大1/伴奏腰原菜央さん
サラサーテ/序奏とタランテラ

7、甘利美侑さん/サクソフォーン/大2/伴奏深沢雅美さん
ミヨー/スカラムーショより第2楽章モデレ/第3楽章ブラジルの女

8、滝沢友理恵さん/ピアノ/大2
ラヴェル/水の戯れ


9、腰原菜央さん/ピアノ/大4
ショパン/バラード第4番へ短調
ショパン32歳の作品になるそうです。恩師や友人が亡くなりダメージを受けていたショパンが少しずつ回復して行き完成した作品になるそうです。仕事が終わって慌てて来ましたが優雅な気持ちになった演奏でした。


10、徳竹亜依美さん/サクソフォーン/大4/伴奏深沢雅美さん
グラズノフ/サクソフォーン協奏曲変ホ長調
グラズノフはロシアの作曲家でサクソフォーンとオーケストラのために書いた作品になるそうです。普段あまり聴く機会の無いサクソフォーンですがピアノ伴奏深沢雅美さんと素晴らしい旋律を奏でていました。


11、町田莉佳さん/ピアノ/大4
プーランク/ナゼルの夜会より
前奏曲、1分別の極み、2、手の上の心臓、6、自己満足、フィナーレ
プーランクがフランスナゼルにある叔母のサロンに出席した際にそこに集まった人々を音楽で模写したそうです。音楽で模写できるセンスは素晴らしいですが夏の夕べのコンサートに来なければ一生知らなかった名曲を聴けました。


最後はヴァイオリンの矢花優奈さん/大4が深沢雅美さんの共演でフランクのヴァイオリンソナタ/第1楽章と第4楽章を演奏しました。


ヴァイオリンソナタとしては人気の美しいソナタと言われているそうです。数年前まで矢花優奈さんは高校生で最初の方に出演したイメージがありましたが7年間桐朋学園で研鑽を積み立派なヴァイオリニストになっていました。高校時代より更に極まり最後を飾るに相応しい演奏でした。


この日は大雨警報が出され心配しましたが被害はなく無事に夏の夕べのコンサートが終了して良かったです。クラシック音楽の深さや美しさを体感した素晴らしい演奏会でした。出演者の皆様の更なる活躍と長野桐朋会さんの更なる発展を願っています。  


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2017年12月24日

東邦音大/フルートオーケストラBELSONA/2017志賀高原ガレッジコンサート

更新が遅くなり4ヶ月前の話になりますが8月6日に志賀高原総合会館98で開催された2017志賀高原ガレッジコンサート第1回目/東邦音大フルートオーケストラBELSONAさんの演奏会に行きました。

夏涼しい志賀高原は音楽サークルの合宿が盛んでその成果の発表の場として志賀高原ガレッジコンサートが開催されるようになりました。8月6日から8月30日まで7団体が予定され第1回目にBELSONAさんの演奏会がありました。

フルートオーケストラBELSONAさんは日本フルート協会常任理事で東邦音大名誉教授の菅原早苗氏が中心になって旗揚げされたフルート属のみで編成されたオーケストラでBELSONAはラテン語で美しい響きを意味する言葉になるそうです。東京で25回の定期演奏会を開催して1995年より志賀高原ガレッジコンサートに参加するようになりました。来年3月25日に東京保谷こもれびホールで第26回の定期演奏会が開催されるそうです。


オープニングはフランツシューベルトの3つの軍隊行進曲第1番二長調でこの作品はピアノ連弾曲として作曲された3つの軍隊行進曲のうちこの1曲が有名になるそうです。


続いて楽器紹介

3、ドビュッシー/夢
この作品は1890年にピアノ曲として作曲され初期の作品で保守的ではありますが後年の独創性が随所に見られるそうです。本人は生活のために書いた曲で大衆的志向が強く気に入らないという話しでした。夢と訳されるが夢想が原語の意味に近いそうです。


4、サウンドオブミュージックメドレー
サウンドオブミュージック
私のお気に入り
ドレミの唄
もうすぐ17歳
エーデルワイス
全ての山に登れ/のメドレーでした。


5、シャブリエ/狂詩曲スペイン
エマニュエル、シャブリエ(1841から1894)はフランスの作曲家で幼少から音楽的な才能を開花させていたそうですが父親の勧めで法律を学び内務省に勤務後に退職して作曲に専念、故に作品数は少ないそうですが革新的な作風で後世の作曲家に多大な影響を与えたそうです。


6、モーツァルト/アヴェ、ヴェルム、コルプス
この作品はモーツァルトが死の半年前の夏に療養中の妻を世話してくれた友人の合唱指揮者に感謝の意を込めて作曲した曲で原曲は弦楽4部とオルガン伴奏による4部合唱曲、全46の小節の作品になるそうです。

7、見岳章/川の流れのように
1989年に発表された美空ひばり生前最後の曲


8、バルトーク/ルーマニア民族舞曲
棒躍り
飾り帯の躍り
足踏みの躍り
ブチュムの躍り
ルーマニア風ポルカ
速い躍り
演奏活動の合間に民謡採集を続けて創作に反映したそうです。


涼しい志賀高原でフルートの美しい音色に非日常的な時間を過ごしました。BELSONAさん素敵な選曲と演奏をありがとうございました。出演者のフルートが更に極まることとBELSONAさんの更なる発展を願っています。  


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2017年11月12日

DUET/アフタヌーンコンサート/ピアニスト須田桃香&相馬彩乃

更新する機会を逃し遅くなり4ヶ月前になりますが長野市中央通りにある竹風堂大門ホールで7月30日に開催されたEUETアフタヌーンコンサートに行ってきました。


このコンサートはピアニストの須田桃香さんと相馬彩乃さんの共演になります。須田桃香さんは佐久穂町出身、桐朋学園大学を昨年卒業後現在は東京で後進の指導や演奏活動をしています。相馬彩乃さんは長野市出身、上田高校を経て信大教育学部音楽教育コースを卒業後同大学院に在学中です。

桐朋学園大学と信州大学/長野市と東京で過ごし佐久穂町出身と長野市出身で接点が少ない2人ですが昨年音楽大学を優秀な成績で卒業した音楽家が出演した長野県新人演奏会の打ち上げでお二人は意気投合して今回の演奏会が実現したそうです。


オープニングは連弾で愛の挨拶が演奏されました。

続いてサン=サーンスの動物の謝肉祭より
序奏とライオンの行進


水族館
白鳥
終曲がナレーション入りで演奏されました。


3曲目に相馬彩乃さんがショパンピアノソナタ第三番作品58を演奏しました。1曲目は17歳、2曲目は20歳、3曲目は34歳と亡くなる5年前に作曲したそうです。


相馬彩乃さんは1月にショパンピアノ国際コンクールでこの曲を演奏、アジア大会でメダルを受賞したそうです。全曲25分の素晴らしい演奏でした。


休憩後連弾でニコライ、カプースチンのシンフォニエッタ作品49の第一楽章が演奏されました。


続いてイーゴリ、ストラヴィンスキーのペトルーシュカより群集とロシアの踊りが連弾で演奏されました。
ロシアバレエ団のために作られピカソも携わっていたそうです。普通のバレエ衣装と違う原色の色使いが独特の衣装の写真をみせてもらいました。

群集はお祭りが始まる前の様子
ロシアの踊りは見せ物小屋の人形に魔法をかける話になるそうです。


続いて須田桃香さんがショパンの若い頃の作品/アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズをソロで演奏しました。


最後にアンコールで連弾が演奏されました。お二人は東京と長野市で過ごし合同練習の機会は限られましたがピアノに対する情熱は通ずるものがありピアノの魅力が伝わってきた素晴らしい演奏会になりました。須田桃香さん相馬彩乃さん素敵なコンサートをありがとうございました。お二人の更なる活躍に期待しています。  


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2017年11月12日

第37回グローバルピース/長堅平和音楽祭

更新の機会を逃し遅くなり4ヶ月前になりましたが7月23日にホクト文化ホールで開催された第37回グローバルピース/長堅平和音楽祭に行ってきました。

長野市三輪で倉沢音楽教室を主催する倉沢康子さんが実行委員長になり音楽を通じ交流の輪が広がり地域から世界へ向けて平和実現のメッセージを発信していくことに賛同した音楽家がジャンルを越えて集った音楽祭で邦楽、ピアノ、オカリナ、小学校の金管バンド、朗読、合唱といろいろなジャンルの音楽家が集いました。


オープニングは北信三曲協会さんの代表佐藤幸宇山さんの音取りで始まり尺八部門の50名近い演奏者が尺八三部合奏曲扇を演奏しました。幻想的な尺八の音色でした。


続いて長野市出身のピアニスト/小井土愛美さんと坂原美菜さんの連弾がありました。桐朋学園大学の先輩と後輩の間柄で既に何回もコラボして息がバッチリのコンビでした。

佐々木邦雄作曲/大洋の鼓動
チャイコフスキー作曲/くるみ割り人形より/花のワルツが演奏されました。

小井土愛美さんは前日もホクト文化ホールで開催されたホールであそぼというイベントに参加して多忙の中の演奏でした。長堅平和音楽祭と書いた人が恩師にあたるそうでこの音楽祭に縁の深いピアニストになります。


続いてさとうともにと仲間たちの皆様によるオカリナ演奏がありました。
真珠採りの歌/ジョルジュ、ビゼー
荒城の月/滝廉太郎
アヴェ、マリア/カッチーニ
想い/さとうともに

4曲が演奏されました。
オカリナで聴くアヴェ、マリアや荒城の月は味わい深かったです。最後の想いはさとうともにさんの作曲でさとうともにさんはしゃべりのセンスも作曲のセンスもよく素晴らしいと思いました。


続いて長野市立昭和小学校金管バンドの皆様が出演しました。4年生から6年生までの音楽好きな皆様が集い週に3回放課後に練習しているそうです。

プレミアム、ブラス、セレクション/となりのトトロ編
花は咲く
やまなみのしらせが演奏されました。これからが楽しみな皆様でした。


続いて「る・ぐるっぽ」さんによる朗読がありました。平成18年に川中島有線放送主催の朗読コンクールの第1回大会で共に優秀賞を受賞した田中はる子さんと吉澤香代子さんにピアニストの柄澤久美子さんのトリオで「いまだから、いまでこそ」の朗読がありました。


最後に平和音楽祭合唱団の皆様が出演しました。一般募集で毎年集まった100人前後のメンバーが6月から練習して本番を迎えるそうです。

青い空は
ぜんぶ
墓標
ほらね…の4曲が歌われました。


僕はピアノの小井土愛美さんと坂原美菜さんが出演すると知り行きましたが中ホールが満員でなんとか空席をみつけ座れました。


音楽祭に賛同した観客の皆様と出演者の盛り上がった素晴らしい音楽祭でした。僕の母親はオカリナを習っている関係で会場に行きましたが楽しかったと話していました。


主催者は関係ないのですが中年の男性が司会者が話をしているのに照明がどうしたと騒ぎちょっと位我慢すればよいのに…と空気の読めなさが残念でしたがそれを抜かすといろいろなジャンルの音楽が聴け素晴らしい音楽祭でした。


関係者の皆様素晴らしい音楽祭をありがとうございました。北朝鮮がミサイルを発射したり物騒な世の中ですが出演者や観客の想いが伝わり平和な世の中が来て欲しいと思います。来年も都合がつけば行ってみたい素晴らしい音楽祭でした。  


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2017年11月12日

長野市出身/山本貴志さん/ピアノって楽しい!/ホールであそぼ

更新が遅くなり気がつけば4ヶ月前になりますが7月22日土曜日にホクト文化ホールで開催されたホールとあそぼに行ってきました。

毎年第4土曜日にホクト文化ホールの大、中、小ホール、ギャラリー、ロビー、第3会議室にあるパイプオルガンと全ての施設を一般解放して近隣のお店がマルシェを出すイベントが開催されています。


今年はイベントの時間帯が重なることが多くあまり行けませんでしたが2時半より中ホールで開催された山本貴志さんのピアノって楽しい!を聴きに行きました。

山本貴志さんはショパン国際ピアノコンクールに入賞した国際的なピアニストで人気テレビ番組の題名のない音楽会で演奏したこともあり名門ベルリンフィルと共演したことがある長野市出身のピアニストです。


前日にはワルシャワ、ストリングカルテットと共演して多忙な中でホクト文化ホールに登場していただき楽しみでした。


今回は山本貴志さんが演奏を交えピアノの魅力を語る企画で司会には山本貴志さんの大学の後輩にあたる長野市出身のピアニスト小井土愛美さんが務めました。

オープニングはショパンノクターン2番が演奏されました。

山本貴志さんは4歳の時に幼稚園の歌の時間で先生がピアノを弾いていることに興味をもちピアノを始めたそうです。

ピアノは言葉でしゃべるよりもピアノの音で気持ちが伝わるのが魅力であり山本貴志さんはピアノを弾くというより言葉をしゃべっている感じだと語っていました。


ピアノが上手くならない人や練習が辛かったりつまらない人に対して山本貴志さんも子供の頃にそうした時代があったそうですが憧れの曲を1曲みつけ目標にして頑張って欲しいと語っていました。


続いてショパンの革命が演奏されました。ノクターンは平和、革命は怒り、同じショパンでも作風や感情の違いがあることを説明していました。


会場はほとんどがお子様でしたが騒ぎだし演奏会の雰囲気ではなくなってきました。僕は内心「うるざいぞ!ここは公園じゃないぞ!騒ぐなら出ていけ!」と叫びたい気持ちでしたが山本貴志さんは子供たちをステージに上げて子供たちの目の前でモーツァルトのトルコ行進曲を演奏しました。目の前で迫真の演奏が繰り広げられたためか子供たちも静かになり山本貴志さんの演奏を見つめていました。こうした機転の効き方や子供たちを静かにさせる力量はプロだと感じ凄いと思いました。


続いて浅田真央さんがバンクーバーで使ったラフマニノフの鐘が演奏されました。低温が鐘を鳴らす感じになるそうですがピアノの改良と共に作風が変わってくると解説がありました。


山本貴志さんはショパンが一番好きでテレビのコマーシャルや友達の演奏会で良いと感じた曲のほとんどがショパンだと語っていました。


ピアノの魅力として歌と伴奏が1人でできること
ピアノに語りかけると分身になってくれること
気持ちをこめると裏切らない
自分の気持ちに応えてくれると語っていました。


最後に質問コーナーがありお子様からピアノを弾く時にどうやって弾くのか?と問われ頭の中で歌を歌っている感じ、指だけでなく頭も心も使う感じと答えていました。


子供の頃の思い出の曲は?の質問に小5までショパンの曲を貰えずずっと憧れていて小5でワルツを貰って嬉しかったと答えていました。

一番好きな曲は?の質問にショパンで選べないと語っていました。

最後に人前で話すのは苦手ですが言葉をしゃべる代わりにピアノが話してくれると語っていました。そしてドビュッシーのアラベスクが演奏されあっという間に時間が終わりました。


終始顔を真っ赤にして集中して演奏していたのが伝わってきました。ピアノの魅力を再認識した楽しい企画でした。山本貴志さん素晴らしい企画をありがとうございました。更なる活躍を願っています。  


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2017年11月12日

パイプオルガンプロムナード/ホールとあそぼ2017

更新が遅くなり気がつけば4ヶ月前になりますが7月22日土曜日にホクト文化ホールで開催されたホールとあそぼに行ってきました。

毎年第4土曜日にホクト文化ホールの大、中、小ホール、ギャラリー、ロビー、第3会議室にあるパイプオルガンと全ての施設を一般解放して近隣のお店がマルシェを出すイベントが開催されています。


今年はイベントの時間帯が重なることが多くあまり行けませんでしたが第3会議室で開催されたパイプオルガン同好会さん主催のパイプオルガンプロムナードに行ってきました。


ホクト文化ホール第3会議室では1982年11月からカナダ、カサバンフレール社のパイプオルガンが設置され今年で35年になります。東京芸術大学オルガン科を卒業、同大学院を修了した宮坂幸さんを講師にパイプオルガン同好会が結成され一般に解放されています。


この日は第1部がパイプオルガンはどんな楽器?とパイプオルガンの解説があり第2部がパイプオルガン同好会会員による発表会と講師演奏がありました。


1、井原裕子さん/東京ディズニーランド/エレクトリカルパレード、ドリームライトをパイプオルガンで演奏されました。


2、高野節子/主よ、人の望みの喜びよ/バッハが演奏されました。人気の曲でパイプオルガン以外でも演奏される機会が多いそうです。


3、高橋睦子さん/バッハ/われらの主キリスト、ヨルダンに来る/が演奏されました。ヨルダンの流れを継いでいるそうです。


4、渡辺美乃さん/バッハ小フーガト短調
ギルマン/ヘンデルの主題によるパラフレーズが演奏されました。
1曲目は中学の音楽の授業で聞いて感激した曲
2曲目は表彰式で使われる曲をモチーフしたそうです。

続いて講師演奏で宮坂幸さんとソプラノの近藤衣里子さんが出演しました。近藤衣里子さんは小諸高校音楽科を卒業後武蔵野音大声楽学科を卒業、クラシック系コンサートや子供向けコンサートの企画や出演をしているそうです。


美女と野獣
STAND,ALONE
アヴェ、ヴェルム、コルプスが演奏されました。近藤衣里子さんの歌声とパイプオルガンの響きが重なり素敵な時間を過ごせました。

続いて講師の宮坂幸さんがソロで演奏しました。
1、かっこうの名によるトッカータ/パスクィーニ
2、トッカータとフーガ二短調/バッハが演奏されました。幻想的な世界に浸れました。


最後に近藤衣里子さんがリードして宮坂幸さんのパイプオルガンの演奏で会場の人たちも交え信濃の国が歌われ演奏者と会場が1つになり素敵な時間を過ごせました。


第3部は希望者がパイプオルガンを体験演奏していました。

出演者の皆様、普段聴く機会の少ないパイプオルガンの魅力に浸れた素敵な時間を過ごせありがとうございました。出演者の皆様のパイプオルガンが更に深まることとパイプオルガンの振興を願っています。  


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2017年11月06日

第18回フルートアンサンブルながの21定期演奏会

更新が遅くなり気がつけば5ヶ月前になってしまいましたが7月1日に長野市柳原の東部文化ホールで開催された第18回フルートアンサンブルながの21さんの定期演奏会に行ってきました。


フルートアンサンブルながの21さんはフルートの普及や向上、愛好家の親睦を目的に平成11年1月に設立されメンバーはプロアマチュア年齢や職業性別を問わずフルートを愛する演奏家が集い活動を続けています。個人的にはながの門前まち音楽祭に出演された演奏をよく聴きフルートの音色の美しさを楽しんでいます。

2月のながの門前まち音楽祭灯明まつりステージでフルートアンサンブルながの21さんの演奏を聴いて以来の演奏会でした。


この日は生憎土曜日出勤で途中からになり残念でした。代表中野清史さんの丁寧な解説と楽しいトークが良かったですが慌てていたので筆記用具を忘れメモが残せなかったのが心残りでした。


1、ティコ・ティコ/アブレウ/全員
2、星空キャンドル/藤田哲志/3人
3、メンケン/美女と野獣/5人
4、朝の歌作品133/ゴダール/4人
5、木星ファンタジー/ホルスト/8人
6、シューベルトの主題による二重奏曲/ケーラー/3人
7、THE,LARKS’FSTIVAR/ブルーエー/15人
8、メキシコ・マジコ/フローレス/9人
9、魔女の宅急便メドレー/久石譲/4人
10、蒼い風/福田洋介/4人
11、フォスターメドレー/全員


フルートで聴くホルストの木星ファンタジーが印象的でした。フルートアンサンブルながの21さん素敵な演奏会をありがとうございました。団員の皆様の更なる活躍とフルートの振興を願っています。  


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2017年10月29日

ほしにおとに/プラネタリウムコンサート/長野市立博物館

更新が遅くなり4ヶ月前になりますが6月17日土曜日に長野市立博物館プラネタリウムで開催されたプラネタリウムライブ/ほしにおとにを聴きに行きました。


数年前まで長野市立博物館さんではプラネタリウムでコンサートが行われていました。シンガーソングライターの美咲さんが出演したりケーナやジャズなどの生演奏が行われ星空の下で普段のコンサートとは違う雰囲気があり良かったです。

6月17日夜7時から数年ぶりでプラネタリウムコンサートが行われました。信州音楽集団RENTさんとEUREさんの二組が出演しました。


特に曲の紹介や解説はなかったですが透き通るような歌声がプラネタリウム中に響き一体感が素晴らしいプラネタリウムコンサートでした。


RENTさんEUREさん素敵な演出をありがとうございました。更なる活躍を願っています。長野市立博物館さんも素晴らしい企画をありがとうございました。これからもプラネタリウムを使ったいろいろなイベントに期待しています。  


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