2017年12月24日

東邦音大/フルートオーケストラBELSONA/2017志賀高原ガレッジコンサート

更新が遅くなり4ヶ月前の話になりますが8月6日に志賀高原総合会館98で開催された2017志賀高原ガレッジコンサート第1回目/東邦音大フルートオーケストラBELSONAさんの演奏会に行きました。

夏涼しい志賀高原は音楽サークルの合宿が盛んでその成果の発表の場として志賀高原ガレッジコンサートが開催されるようになりました。8月6日から8月30日まで7団体が予定され第1回目にBELSONAさんの演奏会がありました。

フルートオーケストラBELSONAさんは日本フルート協会常任理事で東邦音大名誉教授の菅原早苗氏が中心になって旗揚げされたフルート属のみで編成されたオーケストラでBELSONAはラテン語で美しい響きを意味する言葉になるそうです。東京で25回の定期演奏会を開催して1995年より志賀高原ガレッジコンサートに参加するようになりました。来年3月25日に東京保谷こもれびホールで第26回の定期演奏会が開催されるそうです。


オープニングはフランツシューベルトの3つの軍隊行進曲第1番二長調でこの作品はピアノ連弾曲として作曲された3つの軍隊行進曲のうちこの1曲が有名になるそうです。


続いて楽器紹介

3、ドビュッシー/夢
この作品は1890年にピアノ曲として作曲され初期の作品で保守的ではありますが後年の独創性が随所に見られるそうです。本人は生活のために書いた曲で大衆的志向が強く気に入らないという話しでした。夢と訳されるが夢想が原語の意味に近いそうです。


4、サウンドオブミュージックメドレー
サウンドオブミュージック
私のお気に入り
ドレミの唄
もうすぐ17歳
エーデルワイス
全ての山に登れ/のメドレーでした。


5、シャブリエ/狂詩曲スペイン
エマニュエル、シャブリエ(1841から1894)はフランスの作曲家で幼少から音楽的な才能を開花させていたそうですが父親の勧めで法律を学び内務省に勤務後に退職して作曲に専念、故に作品数は少ないそうですが革新的な作風で後世の作曲家に多大な影響を与えたそうです。


6、モーツァルト/アヴェ、ヴェルム、コルプス
この作品はモーツァルトが死の半年前の夏に療養中の妻を世話してくれた友人の合唱指揮者に感謝の意を込めて作曲した曲で原曲は弦楽4部とオルガン伴奏による4部合唱曲、全46の小節の作品になるそうです。

7、見岳章/川の流れのように
1989年に発表された美空ひばり生前最後の曲


8、バルトーク/ルーマニア民族舞曲
棒躍り
飾り帯の躍り
足踏みの躍り
ブチュムの躍り
ルーマニア風ポルカ
速い躍り
演奏活動の合間に民謡採集を続けて創作に反映したそうです。


涼しい志賀高原でフルートの美しい音色に非日常的な時間を過ごしました。BELSONAさん素敵な選曲と演奏をありがとうございました。出演者のフルートが更に極まることとBELSONAさんの更なる発展を願っています。


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Posted by プラネマン2 at 13:07│Comments(0)コンサート
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