2017年03月26日

五島うどん/とらや/五島名物「地獄だき」

既に公開は終了しましたが1月に五島のトラさんという映画を見に行きました。長崎県五島列島に住んでいた犬塚虎夫さんは五島のトラさんのニックネームで呼ばれていましたが夫婦で7人の子供を育てた22年間を追いかけたドキュメンタリー映画でした。


五島のトラさんは自宅で五島名物の五島うどんの製麺所を営み子供たちに朝5時から手伝わせ年齢に応じた時給を渡すことを教育方針にしていました。


他に五島列島の綺麗な海水から製塩所を作り塩も販売、離島で生きる知恵を出しながら子育てする場面に何度も目頭が熱くなりました。

映画の公開中に五島のトラさんが経営するとらやさんで作られた塩やうどんが販売されました。うどんは乾燥しているのでしばらくは食べずにいて昨日3月25日の夕食に食べてみました。

基本の茹で方はたっぷり沸騰しているお湯の中に麺を入れ箸でかき混ぜ再び沸騰したら差し水をして火加減に注意しながら好みの柔らかさに茹でるそうです。


作り方にはあつあつ五島名物「地獄だき」とひんやりざるうどんの2通りの作り方がありました。まだまだ夜は寒いので五島名物「地獄だき」にしてみました。

基本の茹で方の後でフタをして2から3分蒸すとふんわりしたうどんが出来てそれを水洗いせずに鍋のまま食卓へ持っていきそのまま箸でとってあごだし(飛び魚)で食べるのが五島流になるそうです。


茹でると麺は膨らみ思ったより量がありました。飛び魚のだしに卵を落としても良いとあり入れてみましたが他のうどんにない美味しいスープになりました。全般的に塩味が効いていましたが母親と美味しいと言いながら食べ美味しさ的にも量的にも大満足なうどんで手がかかっている分美味しくなっていました。


五島のトラさんは毎朝5時前に起きて製麺所で働き島内の天ぷら油を集め材料にこだわりながら塩を作るダブルワークをしながら子供の野球のコーチをして過労で亡くなりましたが子供たちが製麺所や製塩所の跡を継ぎ子供たちに生活の基盤を残して凄いと思いました。


故郷を愛し家族を愛した五島のトラさんに思いを馳せながら食べた五島うどんは美味しかったです。とらやさん美味しい五島うどんをありがとうございました。ご家族のご健康とご多幸とご商売の繁栄を願っています。


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Posted by プラネマン2 at 08:29│Comments(0)食べ物長野ロキシーの話題
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