プラネマン便り２

グランセローズはＢＣリーグの新規参入チームを除いて創立時からあるチームで唯一優勝経験がないチームになりました。再三優勝のチャンスはありながら大一番には敗れファンをがっかりさせてきました。


今年も開幕時は昨年のローテーションピッチャーや主力打者が退団していつものグランセローズかと思いましたが５月１５日の巨人に敗れて以来９連勝と盛り返しで首位富山と０・５ゲーム差まで迫りました。


そして今晩６月７日に雨天中止になった代替え試合としてアウェイで富山と対戦することになりました。勝って首位に浮上するか？負けて突き放されるか？前期の大一番が開催され楽しみです。


大一番の先発を任されたのは南箕輪村出身の高井ジュリアン投手です。高井ジュリアン投手は東海大三高校を卒業後練習生としてグランセローズに入団、一時はブルペンキャッチャーをしていたこともあったそうですが昨夏に選手登録されると８月に中野市で開催された巨人戦で好投、阪神タイガースのキャンプに呼ばれたりと着々と実力をつけてきました。


５月１９日に高井ジュリアン投手が完封勝ちしてからグランセローズの９連勝が始まり２勝は高井ジュリアン投手の完封勝ちで連勝の中でも特に勢いをつけました。


先週の金曜日６月２日の富山戦で先発した時は外国人選手に死球を出し乱闘騒ぎになり委縮したのかホームランを打たれ降板しましたがそのリベンジ的な意味合いでも今日６月７日の先発に注目が集まります。


今まで優勝出来なかった球団の悪い流れが地元長野県出身の選手の活躍により変わるというのは意義深いと思います。高井ジュリアン投手の好投と球団の勝利と優勝に向けて首位浮上することを願っています。