プラネマン便り２

今日６月１０日のヤフーニュースに「ドムドムの落日とマクドナルドとの深い因縁」という記事があり興味深くみました。


最初はドムドムと聞いて懐かしい！と思いました。今年５０歳の僕がまだ小学生だった１９７０年代後半に現在のもんぜんぷら座の場所にあったダイエーにドムドムがあり親に連れて来てもらった思い出がありました。


象のマークでフィッシュバーガーやシェークが美味しくダイエーに行くのが楽しみで個人的にはマクドナルドより親しみがありましたがいつしかドムドムはダイエーから消えていました。僕は２２歳の頃、１９８９年に世田谷区東玉川という場所に住んでいましたが池上線の石川台まで歩いて行かれたので石川台にあったドムドムに時々行きコロッケバーガーを中心にハンバーガーを買っていました。

記事によるとドムドムは最盛期の１９９７年には全国３５５店舗展開したそうですがダイエーグループを離れ運営元のダイエー子会社オレンジフードコートが現存する５５店舗のうちに３６店舗を７月に譲渡、残り店舗はクレープ店などに事業転換を検討しているとのことです。


ダイエーの創業者中内功氏は最初に米国のマクドナルドと交渉したけれど後から交渉した藤田田氏に交渉をまとめられたエピソードが文中に書かれ２人の因縁が日本のハンバーガー文化を築いたことが書かれていました。

この文章を読んでいてダイエーの思い出を思い出していました。


僕は高校時代２つ上の先輩がダイエーでバイトしたのが縁で１つ上の先輩もバイトして流れで僕もバイトすることになりましたが大学受験を理由に夏頃にやめました。僅かしか勤務しませんでしたが送別会をしてくれアットホームでした。


僕が希望の大学に落ちた時に父親がダイエー系の大学が神戸に開校するので受けたらどうかとすすめてくれましたがそれだけ当時は大学を開校する勢いや父親がすすめる信頼があったと思います。


文中に出てくるウェンディーズというハンガーショップは水道橋の東京ドームや後楽園ホールがある敷地内にあり東京に住んでいた専門学校時代、僕は後楽園ホールにお金の都合がつく限り通ってウェンディーズでハンバーガーを買ってから後楽園ホールで観戦しながら食べていました。２年前に東京に出張があり当時の観戦友達と何年ぶりかで会い水道橋のウェンディーズのあった場所でお茶をしましたがウェンディーズが無くなっていた理由がわかりました。


西武グループの堤氏が力があった頃西武ライオンズがオリンピックスタジアムに毎年来ていました。創立時の楽天など旬のカードを提供してくれましたが西武対ダイエー戦を観戦しました。当時は野球観戦が良く分からずに料金が安いから外野席で観戦しました。外野席で応援しているのは熱心なファンで僕もダイエー側で一緒になり応援していました。普通の人に比べ僕はスポーツ観戦をしている方だと思いますがダイエーの応援の楽しさが原点にあると思います。


僕は若気の至りで某新興宗教に絡んでいたことがありましたが教祖がダイエーのマークは満月で言えば満ちる前で満ちてしまえば欠けるしかなくダイエーの中内功氏は世の中の道理を掴んでいて素晴らしいと絶賛していました。しかしダイエーは見ての通り凋落して行き教祖の出鱈目話しでしたがダイエーの名前を出せば説得力があるほど勢いがあったというエピソードとして書いてみました。


僕はダイエーの影響を多少なりとも受けながら専門学校時代はマクドナルドでバイトしていたのでヤフーニュースの記事にあった中内功氏と藤田田氏の因縁が僕の人生に少なからずクロスして記事が強く心に響きました。


そして中内功氏も藤田田氏も経営の表舞台にはおらず時の流れを感じ一抹の寂しさも感じるのでした。