2017年08月25日
びんずるの夜に「陸軍」を観賞/邦画・戦争映画特集

いろいろと衝撃的な話を聞けましたが戦時中に中央通りに防空壕を掘った話や物が無かった話や風船爆弾や竹槍の訓練の話を聞くと戦時中に生まれなくて良かったと心の底から思いました。
原田要さんのドキュメンタリー映画公開記念で邦画・戦争映画特集が行われ見れる作品は見ておきたいと思いましたが日程が合わずびんずるの日8月5日の夜7時から公開された陸軍を見に行きました。
24の瞳の木下恵介監督の1944年の作品でもちろんモノクロでした。フィルムの状態が悪かったり途中で切れるアクシデントもありましたが歴史を感じられました。
幕末から太平洋戦争まで陸軍に関わり続けた一族を描いた作品でした。
主人公が横柄だったり人に礼儀を説きながらケンカばかりしているのが嫌で正直気が滅入りましたが最後に息子が出兵するときの母役の田中絹代さんの演技に母親の思いが伝わり感動的でした。
デートで見る映画ではないと思いますが暗い時代を繰り返さないためにも後世に残しておきたい映画だと思いました。
Posted by プラネマン2 at 06:33│Comments(0)
│長野ロキシー/名画