2017年03月29日
劇画/餓狼伝/夢枕漠&板垣恵介




僕は新卒で入社した会社で大阪に配属になりそこで約2年キックボクシングジムに通いました。父親が倒れたことで長野市に帰ることになりましたが唯一心残りだったのは格闘技のことでした。
メタボ体質で僕より身長が高かった父親が骨と皮だけになるのを見ると肉体はいつかは滅んでいくのだな…とショックを受けました。父親が亡くなりしばらくした頃地元の道場に行きましたが道場には当時26歳だった僕より年上は数人しかおらず現在が格闘技をするラストチャンスだと思いました。
現在ならネットで仲間を募集したり長野市内にもジムが増えましたが当時はそうしたものはなく僕はフリーになり各地で開催されていたオープントーナメントに出場しながらリングに上がるチャンスを狙っていました。
一人でやっていたので挫けそうなこともありましたがその時に心の支えになったのが夢枕漠さんの餓狼伝で僕も主人公の丹波文七みたいになりたいと思いバイブルにしていました。
転職したり家を建てたりしてから格闘技は止めいつしか20年以上過ぎいつしか餓狼伝のことを忘れていましたがブックオフさんで餓狼伝のコミックが全22巻販売されていたので立ち読みをしたら止められなくなり衝動買いしました。
マンガと原作は違っていましたがマンガではプロレスの秘密兵器鞍馬と柔道の舟村のデビュー戦、空手のトーナメントでプロレス対柔道の投げのエキスパート対受け身のエキスパートの対決、伝統空手や古武道や日本拳法にもスポットを当て何が飛び出すか分からずワクワクしながら読んでいました。
餓狼伝は基本的には女性は竹宮流の師範の娘が姫川の彼女として登場する位で藤巻が師範の娘のことを思いながら妄想に耽ったり丹波文七が携帯電話を持っていなかったり伝統空手の達人が50歳まで彼女がいないなど強さばかりでなく不器用な1面を出していたのにも親しみがもてました。
全22巻を読破した後でゲオさんのレンタルコミックに行き23〜26を借りてきました。原作に出ていた葵流は出てきませんが原作と違ったキャラクターにワクワクドキドキしながら楽しい時間を過ごせ格闘技に夢中になった若い頃を思い出していました。
夢枕漠さん板垣恵介さん素敵な劇画をありがとうございました。続編に期待しています。
キックボクシング史上最高の天才/那須川天心/今日3月25日から4回/スカイAで特番
レジェンド山中慎介選手があまりにも不敏です。
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大雅選手タイトル剥奪/迷走する新生Kー1
ミスターストイック/小比類巻貴之氏/Kー1と揉める
格闘代理戦争/この人を忘れていませんか?
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Posted by プラネマン2 at 01:27│Comments(0)
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