2017年01月01日
土屋満樹日本画展




この日中央通りに行き個展をハシゴしました。予備知識なくギャラリープラザ長野に行くと土屋満樹さんの日本画展が開催されていました。
公開から時間が過ぎ詳しいプロフィールを忘れてしまい申し訳ありませんがググってみると昭和16年とあり僕の母親と1歳違いになり日本画府参事、長野支部長になり絵画を描きながらいろいろな活動を行い生涯画道に生きた求道者だったと感じました。
僕は素人なので上手く説明出来ませんが絵画から伝わる重厚なパワーが圧巻でした。
ハガキを貰いました。
山伏の絵は六根清浄
お坊さんの絵は第62回日府展出展/吉祥宝来
太鼓を叩く絵は第63回日府展出展/轟く
太陽の絵は第58回日府展出展/黎明でした。
土屋満樹さんの絵はお坊さんや山伏、太鼓等日本の祈りや神々しさを表現していました。
自然災害が多発して人間関係がギクシャクしている現在、土屋満樹さんの絵画が人々の心を癒して行くことを願っています。
2016年12月31日
路地裏の孤高の画家/森温理展




故森温理さんは1910年に栃木県現在のさくら市出身、都内でサラリーマンをしたという話がありますが1972年信州の自然風物に魅せられ長野市に移住、権堂で易者をしながら生計をたてその間に創作活動を行い1989年2月28日に78歳で亡くなりました。
亡くなったときにアパートの部屋には新聞紙に挟まれた1300枚のパステル画があったそうです。
さくら市のミュージアムの学芸員の目にとまり故郷で作品展が開催され今回森温理さんの知人たちにより個展が開催されることになりました。
森温理さんが亡くなった1989年は僕は東京の専門学校に通っていたので森温理さんとは接点がなく残念に思いますが賑やかだった権堂で森温理さんから占って欲しかったと思います。
作品の多さに生涯画道を追及した求道者のようで圧巻でした。新聞紙に書かれた絵もあり書いているうちに熱中したものかと想像しましたがインパクトのある画家であり個展で圧巻としか言いようがなく見に行って良かった個展でした。このような機会を作ってくれた関係者の皆様に感謝したいと思いました。
2016年12月31日
私の世界/2016上田HPC特別展


上田HPC(ハッセルブラッド、フォト、クラブ)さんは上田市を中心とした写真愛好家グループでスウェーデン製のハッセルブラッドという中判フィルムカメラを愛用している人たちの写真クラブです。会員17名、35作品が展示されていました。
上田城址公園を中心に上田高校等東信地方の作品が多かったですが松代の海津城、志賀高原等北信の作品が思い入れが深くなります。
毎回写真展に行くと日本にはこんなに素晴らしい場所がたくさんあるのか!と驚きますが今回も一瞬の真実を見事に描いた素敵な作品ばかりでした。
上田HPCさん素敵な作品をありがとうございました。皆様の写真が更に極まることを願っています。
2016年12月31日
絵画とバイアス編み/第3回2人展


久保俊明さん、ひろみさん夫婦は俊明さんが絵画、ひろみさんがバイアス編みの作品を展示してありました。お二人は埼玉県に住み定年を機会に長野市に引っ越してきたそうです。
絵画の中で見たことのある風景がありましたが犀川の土手で僕が毎日通勤する場所でした。自分の知っている風景が描かれるのは良いものだと思いました。他に牛の頭を貰ってきて白骨にして絵のデザインにした話も興味深い話でした。
久保ひろみさんのバイアス編みは素晴らしくプロ級で指導もしているそうです。僕は残念ながら独身ですが配偶者がいたら買ってあげたい素晴らしい作品ばかりでした。
久保俊明さんひろみさん素敵な個展をありがとうございました。次回も都合がつけば行ってみたい素晴らしい個展でした。更なる活躍を期待しています。
2016年11月27日
第21回長野フジカラー信州写真展


今回は審査員に女性カメラマンを迎え行われたそうです。どの写真も素晴らしくカレンダーやパソコンの壁紙に使えそうなものばかりでした。
スタッフの方とお話する機会があり写真の魅力を解説してもらいました。遠近感を使った写真を例に思いつきで撮影していないことを知りました。他に写真を撮影するために何回も現場に出向いたりいろいろな知識が無いと良い写真が撮影出来ないことを知りました。
最近はスマホのカメラも性能が良くなり鮮やかな写真は撮影できるようになりましたが人の心を惹く作品はある程度経験を積まないと難しいことを知りました。
今回はどの写真が良かった…というより絶え間なく続く永遠の時の流れの中で一瞬の真実を写す写真の素晴らしさを認識した写真展になり得るものが多い写真展になりました。
出展された皆様素晴らしい写真をありがとうございました。皆様の写真が更に深まって行くことを願っています。
2016年11月27日
没後50年/新津文紀展






八十二文化財団さんは長野県縁の画家にスポットを当て個展を開催していますが今回は佐久市出身の新津文紀氏(1904年から66年)の個展を開催しました。
僕は10月29日に観賞に行きました。この日は新津文紀氏のお孫さんのヴァイオリン奏者新津くららさんが祖父の個展会場で演奏会を開催するという素敵な企画がありました。
新津文紀氏は現在の野沢北高校を卒業後現在の木曽青峰高校で美術教師を務めその後都内出版社を経て信州の実家に疎開するなど時代に振り回されていました。油絵はほとんど独学になるそうですが辰野町出身の洋画家中川紀元氏には教えてもらったそうです。
新津文紀の源流として30代の木曽時代の絵画2枚、
新津文紀の眼、花々が18枚
新津文紀の眼、山岳と風景、28枚
新津文紀の眼、小動物、静物、仏像が20枚、
新津文紀の眼、県展出品作品を中心に7枚、計75枚の素敵な絵画が展示されていました。
この日新毎の文化欄に個展の紹介があり晩年の油彩「晩夏」の解説がありました。個展のチラシには冬山、紫陽花、鶏が描かれ力強い迫力のある絵画が多かったと思います。
新津文紀氏は型破りな逸話が多く地元では親しみをこめて「奇人」と呼んだそうですが50年の時を経て素敵な絵画を観賞できてありがたいと思いました。
八十二文化財団さん素敵な企画をありがとうございました。これからも長野県縁の画家にスポットを当て文化芸術の振興をしてくれることに期待しています。
2016年10月29日
第27回長野写友会写真展


長野写友会さんは設立33年を迎えカメラの技術革新等いろいろな時代の変化に廻り合いながらも写真を極めてきたことは素晴らしいと思います。
今回は自然をテーマに9作品、暮らしをテーマに9作品、途をテーマに9作品、祭りをテーマに9作品、計36の素敵な写真が展示されていました。
北信を中心に信州の美しい風景や四季折々の自然や暮らし等一瞬の真実を見事にとらえ写真は素晴らしいと実感しました。
今回はコラボとして陶遊会さんが11名出展していました。陶芸の作品から縄文のビーナスまで素敵な作品が展示され写真展と陶芸展の一粒で2度美味しい展覧会になりました。
長野写友会さん陶遊会さん出展された皆様素敵な作品をありがとうございました。創作できることは素晴らしいと感じながら帰りました。写友会さんと陶遊会さんの次回の企画展に期待しています。
2016年10月23日
アートセラピー/虹色のパステル展



予備知識なく観賞しましたが美しい色彩の感動がストレートに伝わり癒しと感激をいただきました。特に撮影はご遠慮願います…と書かれていなかったのでトイプードルの写真を撮影させてもらいました。マズイようでしたら削除しますが素敵だったのでブログに載せてみました。
あまりに素敵だったので後で虹色のパステルさんでググってみました。代表講師の北原美知瑠さんはドイツの教育者であり哲学者のルドルフ、シュタイナーの教育を元に独自の画法で描くパステル画教室になるそうです。
古民家の一室をアトリエとして使用して3人までの少人数で指導しているそうです。僕もこんな色彩が描けたら人生楽しいだろうな…と思いながら観賞しましたが平日の昼間の指導が多いようでサラリーマンの僕では時間が合わずに残念に思いました。
今回出展した皆様素敵なパステル画をありがとうございました。次回の展覧会も都合がつけば行ってみたいと思います。出展された皆様の更なる活躍に期待しています。
2016年10月22日
北信濃の雪景色/中島禎治日本画展2016

中島禎治さんは横浜在住ですが両親が中野市出身だったことが縁で雪のシーズンに北信濃を訪れ山河をスケッチした他に自宅のある横浜市周辺や紅葉の時期に訪れた京都を描いた作品が21作品展示されていました。
高社山のスケッチが多かったですが千曲川や北信五岳など自分の知っている景色が素敵なスケッチで描かれ知っている景色が違った形や色合いに描かれ素敵でした。
他に牡丹、朝顔、梅などの花も素敵で自分の感性を形にできることが羨ましく思えました。中島禎治さん素敵な個展をありがとうございました。これから冬になりますがこの冬も北信濃の情景を素敵なスケッチで描いて欲しいと思います。中島禎治さんのこれからに期待しています。