2016年10月29日
雅楽にふれるひととき






篠ノ井公民館さんは不定期に市民講座として演奏会を開催しますが今回は地元松代で活動する松代雅楽協会の皆様が出演しました。
雅楽はアジア大陸諸国からもたらされた音楽が日本化され10世紀にはほぼ完成され現在に至っているそうです。演奏形態は世界最古のオーケストラと言われ宮内庁に伝わる雅楽はユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。
今回演奏された松代雅楽協会さんは旧松代藩に伝えられたもので松代雅楽と呼ばれ日本三大雅楽の一つとして盛り上がりました。ちなみに三大雅楽は松代と宮内庁に伝わる雅楽、京都に伝わる雅楽…で松代雅楽がいかに凄いかわかるエピソードだと思います。
今回は2部構成で行われ最初は古典雅楽の演奏がありました。最初は平調音取というチューニングを兼ねた短い曲が演奏されました。
続いて越天楽、陪臚と演奏され松代雅楽についての解説や楽器紹介があり旧松代藩士宮島春松が作曲、東儀秀樹さんが編曲した大和心、四方海が演奏され前半が終了しました。
後半は龍笛やウィンドチャイムの村田秀義さんと長野ろう学校で音楽を指導しているピアニスト市岡響子さんが現代風な雅楽を演奏しました。
最初は古典神楽朝倉音取の秘曲が演奏されました。秘曲とは他人に聞き取られないように半分の息で演奏するそうです。
続いて現代曲創生神楽が演奏されました。現代の音楽家が作った神楽になるそうです。
続いてフィギュアスケートの羽生選手が使用した天と地のレクイエムが演奏されました。この曲は東日本大震災の鎮魂曲になるそうです。
最後に東儀秀樹さん作曲蒼き海の道とNEWASIAが演奏され古典芸能と現代音楽の素敵な共演が終わりました。
地元長野市にもこれだけ格調高い文化があったのは驚きで一度は途絶えたものの有志の皆様が伝承に動いていると知り嬉しく思いました。
篠ノ井公民館さん素敵な企画をありがとうございました。出演された皆様も素敵な雅楽をありがとうございました。松代雅楽が再び脚光を浴びることを願っています。
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Posted by プラネマン2 at 14:16│Comments(0)
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